新着雑誌です(2017.2.20)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌は貸出できません。閲覧のみです。

労政時報 3924号 2017.2.10 (201280039)

労務事情 No1334 2017.2.15 (201280237)

労働法学研究会報 No2639 2017.2.15 (201280062)

労働法学研究会報 No2638 2017.2.1 (201280096)

ビジネスガイド 835号 2017.3.10 (201280120)

賃金と社会保障 1673・1674号 2017.1.25 (201280153)

賃金と社会保障 1675号 2017.2.10 (201280187)

労働法律旬報 1879・1880号 2017.1.25 (201280211)

労働法律旬報 1881号 2017.2.10 (201280245)

 

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新着雑誌です(2017.2.15)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌は閲覧のみです。貸出はできません。

労務事情 No1333 2017.2.1 (201280195)

企業と人材 No1048 2017.2.5 (201280229)

人事実務 No1169 2017.2.1 (201280021)

賃金事情 2017.2.5 No2733 (201280054)

労働判例 No1146 2017.2.1 (201280088)

労働経済判例速報 2298号 2017.2.10 (201280112)

 労働経済判例速報 2297号 2017.1.30 (201280146)

労働基準広報 No1913 2017.2.1 (201280203)

地域と労働運動 194 2016.10.25 (201280179)

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『女工哀史』と猪名川――名著は兵庫県で書かれた(3)

 日本近代史研究者・小田康徳先生の『猪名川史話―兵庫川西・川とくらしの地域史』が2017年夏ごろには刊行されます。それに先立ち、関西の労働史にかかわりの深い部分を抜粋し、4回に分けて連載します。予告編がこれだけ面白いと本編が楽しみですね。

f:id:l-library:20161122131759j:plain この猪名川染織所のあった住所ですが、それは少し前にここで紹介した多田村多田院字順松(じゅんまつ)に設けられた笹部氏と西村氏の友禅工場の洗い場と同じ、まさしく同村新田字下川原二六二番地の一となっていたことにも驚きました。友禅工場の方は百坪の水面使用許可を昭和三年一月、兵庫県知事に願い出たものです。この友禅工場の洗い場と猪名川染織所は同じ場所にあったわけです。
そうすると、どうなるのでしょう。これは同一の事業体とみなすべきか、あるいは他に何か事情があったものか、そこはまだわかりません。ただ、高井としをの著書では、「そこでは木綿の二幅物を織っていましたが、染め物もしていました。工場で織り上げたものを染めて、青や赤の美しい布を猪名川の清流で晒していたのです」と書かれています。こうなってくると、この二つの事業所、別々のものとは言えないのではないかという思いも強くなってきます。しかし、まだ結論は出さない方がいいのかもしれません。
ともあれ、『女工哀史』は、多田村の字新田、猪名川の流れのそば、猪名川染織所で働き出した細井和喜蔵・としを夫妻の協力で書き続けられたものでした。彼らの住まいは、猪名川沿いの農家、そこに間借りした少し広めの二部屋でした。
高井としをは一九八〇年に書かれた『わたしの「女工哀史」』の中でそのころのことを懐かしみ、さまざまに述懐しています。
その会社の工場は猪名川のそばにあり、男女あわせて五百人ほどで、女子は寄宿舎住まいが多く、男の人や夫婦共稼ぎの人は社宅で、小学校も近くてとても良い所でした。そこでは木綿の二幅物を織っていましたが、染め物もしていました。工場で織り上げたものを染めて、青や赤の美しい布を猪名川の清流で晒していたのです。私たち新参者には社宅の空き家がないので、近くの百姓家の二階を借りました。さすがに田舎の家は広くて、八畳二間を借りて一カ月の家賃が二円五十銭。荷物が一つもないので広すぎて困るほどでした、(中略)
猪名川製織所では、和喜蔵は機械直し、私は織場で働きましたが、給料は安くて二人で一カ月働いて三十円ほどだったので、年の暮れも近く寒くなっても、木綿の着物も現金で買えず、ニコニコ絣の着物と羽織の反物を月賦で買い、私は生まれてはじめて男物の着物と羽織をぬってあげたら、和喜蔵は大喜びでおどりだしました。
 そんな貧乏暮らしでも二人は若く、田舎の生まれでしたので、秋は山や川の景色を楽しみ、川で洗濯をしたり、日曜日には山歩きをして栗を拾ったり、楽しい毎日でした。和喜蔵は何としても『女工哀史』を世に出したいと、毎日すこしずつ書いておりました。(以下略)
 としをの文章は、この後も、改造社から送られてきた百円の印税をめぐる警察とのやりとり、それをうけて住まいを川の対岸に移した顛末など、興味ある記述が続きます。川には橋がなかったので、足袋を脱いで飛び石伝いに対岸に渡り工場に通ったことも記されています。こうして、半年余りを猪名川の流れとともに過ごしたのですが、大正一三年(一九二四)二月二三日、なごりを惜しみながらこの地を離れ再び東京に帰り、やがて、原稿を書き終え、翌年出版にこぎつけます。しかし、和喜蔵の命はここで途切れます。また、妻のとしをは、彼女の父親の意思を慮ったため正式の戸籍に入ることがなく、明治民法の規定で、和喜蔵死後の一時を除いて、その印税も手にすることができませんでした。(つづく)
(写真撮影:小田康徳
 猪名川染織所の登記地番の現景
 工場は、ここから右(西)側にかけて広がり、多田神社参詣道をはさんで事務所・寄宿舎・寮・売店などが並んでいたと思われる)

<小田康徳>
1946年生まれ。大阪電気通信大学名誉教授。NPO法人旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会理事長。あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館館長。主な著作は『近代日本の公害問題―史的形成過程の研究』・『歴史に灯りを』など。『新修池田市史』など自治体史にも多数関係している。川西市在住。

大阪の地域資料の 保存と活用を考えるつどい

「市民が地域資料を使う」、「市民が地域資料と かかわる」ために、これから大阪でできること、 いっしょに考えてみませんか

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第1部 10:00~12:00

地域の資料情報を大学・博物館とともに 保存活用する ―総合資料学の試み―
講師:後藤 真さん(国立歴史民俗博物館)

第2部 13:30~16:30
ワークショップ「地域資料の収集・保存・ 活用のために私たちができること」
話題提供:地域資料研究会
ファシリテーター:林 美帆さん(あおぞら財団)

会場 桃山学院大学梅田サテライト 梅田スクエアビル8F
主催・お問い合わせ
地域資料研究会 桃山学院大学共同研究プロジェクト
島田克彦 shimadak@andrew.ac.jp
https://goo.gl/6YjUyj

共催 あおぞら財団 大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)

 

<2017.3.17追記>

 25名の参加により、無事終了しました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。内容詳細は『桃山学院大学紀要』に執筆予定です。

『「サークルの時代」を読む  戦後文化運動への招待』

宇野田尚哉・川口隆行・坂口博・鳥羽耕史・中谷いずみ・道場親信 編(影書房/2016年12月/A5判並製366頁)

 1950年代、東アジアで朝鮮戦争はじめ再び“熱い戦争”が起きていた時代に、反戦・平和、抵抗と民主主義を模索する人びとの拠点として興った「サークル文化運動」の実践と希求の検証を、10回の合同研究によって練り上げた研究論文集である。論文9本、コラム11本、シンポジウム「サークル誌をどう読むか」の記録からなる。
1940年代後半、戦争から解放されて、詩・小説・ルポールタージュ・版画・幻灯などの創作を通じ、人びとは集い、話し合い、民主主義を創り出していった。朝鮮戦争を背景とする在日コリアンたちの運動も視野に入れつつ、1950年代を中心とした文化運動の多角的な再評価・再検証がなされている。

 まず驚嘆するのは、限定された地域や職場における埋もれた文化創作活動とサークル誌が、これほどまでに系統的に掘り起こされ、中には復刻版を刊行する営みも含めて、持続的な研究が蓄積されてきたことである。その研究の衝動力はどこからくるのか、この時代に抵抗と民主主義を紡ぎ出した人びとの生きざまと創作意欲に魅せられる書である。
 筑豊、東京南部、京浜、四日市の労働者、広島・長崎の被爆地、結核療養所、都心部の職場で培われたサークル文化運動、そして在日朝鮮人のサークル運動、さらに生活記録運動(生活綴方運動)における人びとの創作活動と主体の形成の分析など、多岐にわたる検証がなされていて、どのジャンルもその背景や思想を読み取るための入り口を示していて、どの論文ももっと突っ込んで学びたい意欲を駆り立てる。たとえば、東京南部(大田区・品川区・港区を含む湾岸エリア、目黒区を加える場合もある)は戦前から工業地帯で、労働運動が盛んな地域だが、戦後もそこで職場美術、自立演劇、文学、合唱(うたごえ)などの多様なサークル文化運動が展開されていて、本書では、「下丸子文化集団」を形成していた主体の人びとの分析と多様なサークルのネットワークの存在が検証されている。
 私自身の浅い体験に照らしても、これら1950年代のサークル文化活動を“サークル主義”というレッテルで過小評価、もしくは無視する「政治主義」的傾向が、50年代当時もそれ以後の60年安保闘争やベトナム反戦運動の高揚の時期にもあったように思う。だからこそ、本書による掘り起こしと検証の歴史的意義は極めて大きい。
 多彩なサークル文化運動がどのように組織されていったのか、「工作者」という言葉がいくつかの論文に出てきて、「産別会議」のサークル文化運動育成方針や、1955年「総評」が提唱した「国民文化会議」の全国ネットワーク化に果たした役割などの記述もあり、今後深めたいテーマだと思う。
 第2章「東アジアの『熱戦』とサークル運動――朝鮮戦争下の抵抗の経験」(黒川伊織)では、朝鮮戦争を他国の戦争、“朝鮮特需”の視点からしか捉えない一国主義的な日本の歴史認識に対し、「隣国の戦争」に日本が、神戸が、後方基地として加担していることを見抜き、それを阻止できないでいることに対する痛みと在日朝鮮人に対する連帯感を抱いていた人びとの存在(本章では4名を紹介)は、後のベトナム反戦運動の思想的・人的源流となったという検証がなされ、示唆に富んでいる。一般的には、戦後日本の平和運動は被害の視点からであって、戦争・侵略への加害の視点から起ちあがるのは、ベトナム反戦運動からとされているからである。
 また、第8章では、生活記録運動の先行研究が整理されていて、1950年代半ばの母親運動や原水禁署名運動の担い手を生み出していったと同時に、その後のウーマンリヴ運動を経た今日的意識から、これらの運動が「既存秩序の強化」(=ジェンダー的役割を前提とした)という視点から検証する必要性を提起しているのも興味深い(中谷いずみ)。     
 最後の第10章の「シンポジウム サークル誌をどう読むか」の記録は、12名の発題者・問題提起者が、各章やコラムの執筆の意図を鋭い問題意識で提起していて、各章を読み直したい衝動に駆られる、圧巻である。
 このシンポの司会を担当して終始討論をリードし、本書刊行の重要なイニシャチブを発揮されたと思われる道場親信氏が、2016年9月に急逝されたことを、「痛切きわまりない出来事」として「あとがき」で知って、まさにいのちを削ってのご労作であったことを、思い知らされた(本書の刊行は2016年12月)。
 巻末の「引用・参考文献一覧」「戦後サークル文化運動略年表」も、学習の手引きとしてより突っ込んで学びたい人への貴重な道案内である。(伍賀偕子:元・関西女の労働問題研究会代表)
 

ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2016受賞イベントを開催

<2016.2.3 最下部に追記あり>
 1月21日(土)、先進的な活動を行う図書館などを表彰する「Library of the Year 2016」を受賞した伊丹市図書館「ことば蔵」と当エル・ライブラリーによる合同記念トークイベントを開催しました。
 このイベントは4部形式で、第1部のエル・ライブラリー見学会(4名参加)に始まり、伊丹に移動してことば蔵での見学会・トークイベント(50名)と続き、締めは長寿蔵での祝賀会(20名)、最後に二次会のおまけまでついておりました。

 同賞選考委員である井上昌彦さん関西学院大学神戸三田キャンパス図書メディア館)が進行役を務め、ことば蔵の運営に携わる伊丹市民に加え、優秀賞を受賞した東京学芸大学学校図書館運営専門委員会の中山美由紀さんが急遽登壇し、ことば蔵の綾野昌幸園長と谷合が加わって、「市民とともに歩むこれからの図書館」をテーマにシンポジウムを開催しました。

 このイベントに先立ち、エフエムいたみでは番組の中で広報していただきました。その収録の動画はこちら。http://www.itami.fm/movie/embedplayer.php?eid=01484

 シンポジウムに先立ち、ことば蔵の小寺和輝さんがことば蔵の紹介をプレゼン。続いて谷合がエル・ライブラリーの紹介を。ともに制限時間を超えて熱弁を振るってしまいました。小寺さんはパネリストの市民から「こてらぐら」と呼ばれるほど、ことば蔵にはなくてはならない存在で、今回のイベントも小寺さんがほとんどをお膳立てしてくださり、大変なスピード感でグイグイと前に進んでいく様子が小気味よかったです。
 
 当日飛び入り参加の中山美由紀さんは東京からお越しで、学校図書館公共図書館の連携をことば蔵の綾野園長に呼び掛けていました。市民のみなさんの積極的な発言には、普段の運営会議の様子が垣間見える思いがしました。伊丹の市民力の高さには脱帽しました。

 トークイベントは「Twitter推奨」とのことだったので、参加者が何人かつぶやいています。そのまとめを井上昌彦さんが作ってくださいました。
https://togetter.com/li/1072806

 イベントの報告とたくさんの写真が掲載されている、ことば蔵日記はこちら。
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/EDSHOGAI/EDLIB/event/diary/h29_01/1485075775573.html

 ことば蔵のみなさん、井上昌彦さん、ご参加くださった市民のみなさま、ありがとうございました。これからも先進的な取り組みをする図書館を増やし、図書館界全体の底上げ、交流を図っていきたいです。

 なお、このイベントに続き、3月にも共同ベントを開催すべく、ただいま企画中です。詳細が決まり次第、お知らせします。(谷合)

<2016.2.3追記>
 「ことば蔵日記」に、当日会場から出された質問への回答が掲載されました。エル・ライブラリーへの質問は2つ。「資料の所蔵スペースが無く なったときの保管・管理方法」「今考えている新しい取組」です。当館からの回答はこちらに。
http://www.city.itami.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/82/20170121kaitou.pdf

新着雑誌です(2017.1.27)

今週の新着雑誌です。
新着雑誌は閲覧のみです。貸出はできません。
労政時報 3923号 2017.1.13・27 (201280047)
賃金事情 No2732 2017.1.5・20 (201279908)
労務事情 No1332 2017.1.15 (201279841)
企業と人材 No1047 2017.1.5 (201280013)
人事マネジメント 313号 2017.1.5 (201279965)
労働経済判例速報 2295号 2017.1.10 (201279866)
労働経済判例速報 2296号 2017.1.20 (201279890)
労働法学研究会報 No2634 2016.12.1 (201279775)
労働法学研究会報 No2635 2016.12.15 (201279809)
労働法学研究会報 No2636 2017.1.1 (201279833)
労働法学研究会報 No2637 2017.1.15 (201279973)
労働法令通信 No2438 2016.12.18 (201279924)
労働法令通信 No2439 2016.12.28 (201279957)
労働法令通信 No2440 2017.1.8・18 (201279981)
労働法令通信 No2441 2017.1.28 (201279783)
季刊労働法 255号 2016.12.15 (201279817)
賃金と社会保障 1671号 2013.12.10 (201280005)
月刊人事実務 No335 2016.12.25 (201279874)
賃金と社会保障 1672号 2016.12.25 (201279932)
労働基準広報 No1909 2016.12.11 (201279999)
労働基準広報 No1910 2016.12.21 (201279791)
労働基準広報 No1911 2017.1.1・11 (201279825)
労働基準広報 No1912 2017.1.21 (201279858)
旬刊福利厚生 No2213 2016.12.13 (201279882)
旬刊福利厚生 No2214 2016.12.27 (201279916)
旬刊福利厚生 No2215 2017.1.10 (201279940)

詳細な目次はこちら

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