エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

ブログ記事の引用転載を希望される方は、https://l-library.hatenablog.com/about をご確認ください

新着雑誌です(2019.2.14)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

賃金事情 No2777 2019.2.5 (201326824)

労務事情 No1377 2019.2.1 (201327020)

企業と人材 No1072 2019.2.5 (201326857)

人事実務 No1193 2019.2.1 (201326881)

月刊人事マネジメント 338号 2019.2.5 (201326915)

ビジネスガイド No867 2019.3.10 (201326949)

労働法学研究会報 No2686 2019.2.1 (201326998)

労働判例 No1190 2019.2.1 (201326972)

労働判例 No1191 2019.2.15 (201327004)

賃金と社会保障 1721・1722号 2019.1.25 (201327038)

労働法令通信 No2509 2019.1.28 (201326832)

労働法令通信 No2510 2019.2.8 (201326865)

労働法令通信 No2511 2019.2.18 (201326899)

労働基準広報 No1983 2019.2.1 (201326923)

労働基準広報 No1984 2019.2.11 (201326956)

労働情報 No978 2019.2.1 (201326980)

 

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【祝!キネマ旬報監督賞、脚本賞】ミニ展示を延長「菊とギロチン」

 当館で7月末からタイアップ企画として関連書籍や映画のオリジナル手ぬぐい、バッジなどを展示していた「菊とギロチン」コーナーについて、そろそろ展示替えの予定だったところ、昨日、本作がキネマ旬報ベストテンを受賞したことがわかったため、急遽
展示を1週間延長することとしました。

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 大正時代のアナキスト無政府主義者)と女相撲の一行が出会って行動を共にする、という虚実を織り交ぜた物語はエネルギーに溢れ、今こそ必見と言える映画です。

 当館ではアナキズム関係のアーカイブズ資料(日記、書簡、手書きノート等)を所蔵しており、現在研究者のボランティアによる整理作業を進めているところです。
 他館での所蔵が確認できない発禁雑誌やパンフレットなどもざくざく発見されています。目録と現物が公開できるまでまだ1年はかかりそうですが、資料整理が済み次第、お知らせいたします。(谷合)

菊とギロチン

189分、日本、2018

監督:瀬々敬久、脚本:相澤虎之助、瀬々敬久
出演:木竜麻生、東出昌大寛一郎韓英恵、渋川清彦、山中崇井浦新大西信満嶋田久作

 

「炭鉱の記憶と関西」展から新たなスピンオフ作品が

 2017年5月から6月にかけて当館が関西大学と共催した巡回展「炭鉱の記憶と関西 三池炭鉱閉山20年展」の主催者のひとつである「関西・炭鉱と記憶の会」のメンバーが次々と新たな作品を生み出しています。

 ”人間ミュージアム”こと前川俊行さんはずっと三池炭鉱にこだわり続ける個人誌『異風者からの通信』を上梓し、ついに今年1月に78号まで到達しました。

 鵜飼雅則、東川絹子両名の作品についてはすでにこのブログでも取り上げました。

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 そして今般新たに、西牟田真希さんによるエッセイが収録された『ラウンドアバウト フィールドワークという交差点』が集広舎から刊行されました。これは、展示会に実行委員としてかかわった西牟田さんが、展示を作っていく過程を通して触れた、三池炭鉱出身者の熱意について述べたものです。2017年の展示は当法人開設以来の準備期間をかけた大規模なものでした。その過程では、市民参画による実行委員会形式で「関西・炭鉱と記憶の会」を立ち上げ、3年にわたって企画運営を続けてきました。

 その会に途中から参画した若手研究者・西牟田さんによる戸惑い、驚き、感動、分析が綴られています。

 簡単に目次を紹介しましょう(版元のサイトより転載)。

shukousha.com

第Ⅰ部 本を片手に海を越えよう
 見たいと思うものの先にフィールドはある[ジャマイカ]神本秀爾
 「わかる」への凸凹な道のり[ケニア]萩原卓也
 痛みが開く、わたしが開く[日本]萩原卓也
 フィールドの常識は非常識?[イギリス]河西瑛里子
 フィールドでの関わり、立体化する政治[インド]山本達也
第Ⅱ部 よそものになりに行く 
 自惚れと自信喪失と失敗を重ねて[ソロモン諸島]藤井真一
 マサラ映画で歌ってみれば[インド]飯塚真弓
 何かが少しだけわかる、その瞬間を待って[ベトナム]康 陽球
 失った故郷を探求する熱意[日本]西牟田真希
 地 格[ブルキナファソ]中尾世治
第Ⅲ部 変わること、関わり続けること
 称号とともに生きる[ミクロネシア連邦]河野正治
 芸術を知るために舟を漕ぐ[フィジー]渡辺 文
 お年寄りと出会う、老いと出会う[沖縄]菅沼文乃
 つながるとはどういうことか?[インド]中屋敷千尋
 女性の笑顔が弾ける子宝祈願儀礼タンザニア]髙村美也子
 食にまつわる調査の記録と個人的な回想[ジャマイカ]神本秀爾
第Ⅳ部 もう一つの世界
 悪魔崇拝者の噂と妖術の夢[ケニア]岡本圭史
 悪魔崇拝者、憑依霊、外国人[ケニア]岡本圭史
 向かい合う「生」と「死」[カンボジア]大坪加奈子
 女性の身体の再聖化[イギリス]河西瑛里子

 

 このように、人類学、社会学のフィールドワークから生まれた本です。とても読みやすく、タイトルの「ラウンドアバウト=環状交差点」を実感できるように編んであります。ぜひ手に取ってご覧ください。(谷合佳代子)

 

 

新着雑誌です(2019.2.5)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

労政時報 3965号 2019.1.11・25 (201326816)

労働経済判例速報 2363号 2019.1.10 (201326774)

労働経済判例速報 2364号 2019.1.20 (201326808)

労働判例 No1189 2019.2.1・15 (201326840)

労働基準広報 No1982 2019.1.21 (201326873)

旬刊福利厚生 2264号 2019.1.22 (201326907)

労働法律旬報 1927+28 2019.1.25 (201326931)

労働情報 No977 2019.1.1 (201326964)

 

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他にないかも?

どこからともなくでてきたこの製本雑誌、ごらんのとおりいかにもどこにでもありそうなタイトルと体裁なのですが、どうも他に所蔵がなさそうなのです。

『官公法令』, 日本労働通信社発行 Vol.1,no.1-no.4,Vo2.1,no.1-no.26(1949.11-1950.10)

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いまのところ、所蔵が確認できたのは国会図書館所蔵のマイクロフィルムに収められたものだけです(こちらは号数が揃っていません)。
Japanese periodicals of the occupation period, 1945-1952
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I028951723-00


内容は以下のとおりです(創刊の言葉より)。
1.GHQの指針、政府の官公労働政策の紹介および官公労組の動向紹介。
2.国家公務員法人事院規則、公企体労働法、地方公務員法、教育公務員法、公務員職階法などの解説、疑義解釋の速報およびこれら関係諸法令の運用方針並びに通牒などの速報。
3.国家公務員法にもとづいて今後制定されると予想される給与法、恩給法、公民災害補償法、公務員労基法、さらに地方公務員法にもとづく各種条例または教育労基法などの立案動向とその解説。
4.前記官公労働諸法令に関連する違反事件、訴願、訴訟、調停、仲裁、斡旋などの事実の究明、およびその判例の速報。
5.官公労働法令にもとづく諸手続の具体的解明。
6.その他諸外国の事例および各種調査統計資料の紹介。

淡々とした実務的な誌面ですが、法律がどんどんできていく当時のめまぐるしさを感じます。

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どこで所蔵するのが一番適当だろうかと館長と話しているところです。所蔵館の情報などありましたらどうぞお教えください。(館長補佐・千本)

図書館システムのワークショップを無料開催します

 Next-L Enjuオープンソースの図書館システムです。図書館員の手に図書館システムを取り戻そうをモットーに、現場の図書館員の声を反映したシステム開発をしています。
 その一環として、「図書館システムに関心のある図書館員」や「共同開発に興味のある開発者」のためのワークショップを継続的に開催しています。広く図書館システムの利用に興味・関心のある方を参加対象としています。プログラミングができなくても、図書館システムの使い方、要求要件や運用方法について議論していただく方などの参加も歓迎します。逆に、図書館や図書館システムをあまり知らなくても、システムの開発に関わってみたい開発者も歓迎です。図書館で働いてなくても、今までのワークショップに一度も参加していなくても大丈夫です。ふるってご参加ください。(下の写真は開発者である実行委員一同)

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主催: Project Next‐L
共催:エル・ライブラリー
協力: Code4Lib JAPAN
会場:エル・ライブラリー

地図:エル・ライブラリー - アクセス

参加費:無料
定員:15名
参加申込:エル・ライブラリーのメール まで

 当日の資料: (準備中)
Twitterハッシュタグ#nextl をお使いください

 

日時 2019年1月26日(土)
【プログラム】(仮)
10:00 受付開始
10:30 ~ 10:40 主旨説明「本ワークショップの開催にあたって」田辺浩介
10:40 ~ 10:50 自己紹介「参加者全員による自己紹介」
10:50 ~ 11:05 セッション1 「Enjuの機能および開発進捗状況の紹介」 田辺浩介
11:05 ~ 11:45 セッション2 「ブリーフィング」
  個々の参加者のニーズを聞いて午後のセッションの内容を
  決めます。
  例)図書館職員の方:Enjuのインストールとチュートリアル
  例)システム開発者の方:開発体制のチュートリアル
  例)常連:新規機能の開発、マニュアルの充実、issue議論&チェック
11:45 ~ 13:00 昼食休憩
13:00 ~ 14:30 セッション2 「実践(1)」 
14:30 ~ 15:00 休憩
15:00 ~ 16:30 セッション3 「実践(2)」 
16:30 ~ 17:00 休憩
17:00 ~ 17:30 セッション4 「ディスカッション&今日の成果発表」クロージング(次次回の日程と場所の決定)
17:45 ~ 懇親会(一般:4000円, 学生:2000 円)程度を予定
参加対象(図書館に詳しい方向け):
Enjuをインストールして使ってみたい方
・図書館システムの使い方、要求要件や運用について議論したい方
・プログラムができなくても大歓迎
参加対象(開発者向け):
Enju を開発/カスタマイズしてみたい方
・プログラミングの能力がある人(Rubyでなくても問題ありません)
・Web システムの仕組みがおおよそわかっている人
Ruby, Ruby on Rails を自力習得する気概のある人
・図書館のことがわからなくても大歓迎
これまで、図書館システムエンジニアはもちろんですが、図書館情報学を学ぶ大学生、FRBRに興味のある院生、図書館職員、プログラマ(図書館とは無関係)、システムエンジニア(図書館とは無関係)などさまざまな方が参加されております。
持参するもの:
無線LAN対応のPC(持ってこられない方は事前にご相談ください)
・(あれば)バーコードリーダー(なくても大丈夫ですがあると楽しいですよ)
参考:
今までの開発ワークショップの記録:http://www.next-l.jp/?page=DevelopmentWorkshop
Next‐L Enju デモサーバー: http://enju.next-l.jp/
ソースコードダウンロード: https://github.com/next-l/enju_leaf
お問い合わせ先:info@next-l.jp
実行委員会:
委員長 田辺浩介
委員 江草由佳、高久雅生、原田隆史

新着雑誌です(2019.1.18)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

労務事情 No1376 2019.1.1・15 (201326717)

賃金事情 No2776 2019.1.5・20 (201326741)

ビジネスガイド No866 2019.2.10 (201326782)

月刊人事マネジメント 337号 2019.1.5 (201326691)

労働基準広報 No1981 2019.1.1・11 (201326576)

労働法令通信 No2507 2018.12.28 (201326725)

労働法令通信 No2508 2019.1.8・18 (201326758)

月刊人事労務 359号 2018.12.25 (201326600)

旬刊福利厚生 No2262 2018.12.25 (201326634)

旬刊福利厚生 No22632019.1.8 (201326667)

 

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