寄稿

『女工哀史』と猪名川 ― いよいよ刊行間近

当ブログで4回にわたって連載した「『女工哀史』と猪名川 ― 名著は兵庫県で書かれた」を執筆された小田康徳氏の最新刊が、いよいよ刊行間近となりました。 今回は、そのことを報じた、朝日ファミリー・デジタルの記事をご紹介しましょう。大田季子さんが書い…

『女工哀史』と猪名川 ― 名著は兵庫県で書かれた(番外編)

写真は細井和喜蔵の紀念碑です(2017年6月23日筆者撮影)。 京都府与謝野町加悦、丹後ちりめんで知られた町、細井和喜蔵の生家の近く、道路から石段を20段ほど登った高台の広場、鬼子母神の社に隣り合って建てられています。 背面には 明治三十年((一八九…

『女工哀史』と猪名川 ― 名著は兵庫県で書かれた(4)(最終回)

少し間が空いてしまいましたが、いよいよ連載最終回です。 『女工哀史』の中では、猪名川染織所の話は少なくありません。ちょっと引用してみましょう。大正一二年(一九二三)一〇月兵庫県で行われた「労働調査」の実態を暴露したものです。 大正十二年十月…

『女工哀史』と猪名川――名著は兵庫県で書かれた(3)

日本近代史研究者・小田康徳先生の『猪名川史話―兵庫川西・川とくらしの地域史』が2017年夏ごろには刊行されます。それに先立ち、関西の労働史にかかわりの深い部分を抜粋し、4回に分けて連載します。予告編がこれだけ面白いと本編が楽しみですね。 この猪…

『女工哀史』と猪名川 ― 名著は兵庫県で書かれた(2)

前回は、どうして「能勢の山中」が多田村だったのかという所まででした。今回はその謎を解き明かします。 (下の写真は猪名川染織所の登記地番の現景 工場は、ここから右(西)側にかけて広がり、多田神社参詣道をはさんで事務所・寄宿舎・寮・売店などが並…

『女工哀史』と猪名川――名著は兵庫県で書かれた(1)

日本近代史研究者・小田康徳先生の『猪名川史話―兵庫川西・川とくらしの地域史』が2017年夏ごろには刊行されます。それに先立ち、関西の労働史にかかわりの深い部分を抜粋し、4回に分けて連載します。予告編がこれだけ面白いと本編が楽しみですね。 大正14…