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尼崎市文化財収蔵庫展示室で一般公開始まる

産業資料救出作戦

 頓挫した産業技術史博物館構想については、これまでたびたびお知らせしてきましたが、あやうく廃棄されるところだった産業資料のうち、関西電力の尼崎発電所関係資料が万博公園内「鉄鋼館」から救出され、4月9日から尼崎市文化財収蔵庫展示室で一般公開されています。

 こちらに展示されているタービンの写真があります。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/bunkazai_0/105_open.html

 同展示室の担当者からの情報によると、この間の動きはおおむね以下の通りです。


 3月10日に日本産業技術史学会の三宅会長より尼崎市に電話があり、全て廃棄処分と決まったので、早急に尼崎関係の資料を引き取って欲しいとの依頼があり、3月13日に尼崎市教育委員会の方が引き取りに行かれました。
 尼崎市が引き取り手の第1号でしたので、その日は新聞、テレビが多数取材に来ていたそうです。

 尼崎市が鉄鋼館から引き取ったのは、尼崎第一・第二発電所関係資料20点で、これは両発電所が1986年に解体撤去された際に、学会が引き取ったものの一部ですが、同じときに関西電力からタービンや銘板類の寄贈を受けていたので、いわば学会と尼崎市に分かれていたきょうだいが再開したようなものということです。

 尼崎市文化財収蔵庫は、4月9日に現地で一般公開を開始しました。鉄鋼館からの資料数点も常設展示室に展示してあります。入場無料ですし、ほかにもいろいろ興味深い文化財が展示されているようですので、ぜひお運びください。エル・ライブラリーのスタッフも来月伺う予定です。

 尼崎市文化財収蔵庫展示室のホームページhttp://www.city.amagasaki.hyogo.jp/bunkazai_0/index.html