エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

ブログ記事の引用転載を希望される方は、https://l-library.hatenablog.com/about をご確認ください

スウェーデンからの報告「平等と福祉を実現する社会システム」

働く女性のための弁護団主催による講演会をご紹介します。以下、弁護団による案内文を転載します。

  • 日時 2007 年11月25日(水)午後6時30分
  • 会場 大阪中央公会堂(中之島公会堂)3階小集会室
  • 講師 佐藤吉宗さん(スウェーデンヨーテボリ大学)
  • 参加費 500円(資料代)
  • 主催 働く女性のための弁護団スウェーデン・オランダ訪問団
  • 連絡先 北本法律事務所(06−6365−0008 弁護士七堂眞紀)


9月の大型連休を利用して、「働く女性のための弁護団(WILL)」有志を中心としたメンバーで、平等と福祉の先進国=スウェーデンと、ワークシェアリングの国=オランダを訪問してきました。

 「企業の国際競争力の確保」の名の下、過労死が横行する一方で、失業者や非正規労働者が増加しています。貧困と格差の拡大が進み、男女平等など吹っ飛ばされてしまった感があり、年金や医療保険制度は心もとなく、子育て支援は掛け声ばかり。
こんな日本を変えるためのヒントを求めて、スウェーデンでは、「社会統合・男女平等省」や「平等オンブズマン」、「スウェーデン労働総同盟(LO)」など、オランダでは、「社会経済審議会(SER)」、「経営者連合(VNO-NCW」、「労働組合連合(FNV)」などを訪問しました。

 その報告も兼ねて、スウェーデン在住の新進気鋭の学者、佐藤吉宗さんを招き、講演会を企画しました。
添付の本年9月17日付日経新聞記事「スウェーデンモデルの核心学べ」は、佐藤さんへのヒヤリングをもとにまとめられたものです。平等と福祉の先進国であるスウェーデンでは、企業の国際競争力も確保されていると言います。
スウェーデンモデル」とは何か、スウェーデン労働市場の今、スウェーデンの男女平等の現在、そして日本における今後の取り組みの展望について、お話いただく予定です。

 佐藤さんには、以下のようなブログがあります。ご参照下さい。
スウェーデンの今」 http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe

 会場、大阪市中央公会堂へのアクセスはこちらです。
http://www.bridal-at.com/space/detail/koukaidou-map.htm

ぜひ!!! ご参加下さい!