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『大阪社会労働運動史』第9巻出版記念会、終了

 大阪社会運動協会が5年がかりで編纂した『大阪社会労働運動史』第9巻を発刊しました。これを祝って、13日(日)にはささやかな出版記念会を催しました。大阪府大阪市からご来賓たまわり、第9巻の執筆者、既刊本の監修者など、33名にご参加いただき、和やかに執り行いました。

 第1部は企画員の4人の先生がたから、第9巻の編纂を終えて、1990年代から21世紀に向かう時代をどのようにとらえるのか、また、この運動史の編纂に当たってのご苦労話や、とりわけ原稿提出の遅れや離脱が何人もあったりといった危機について語っていただきました。何よりも、当協会への大阪府・市の補助金が全廃となったことが最大の危機であり、「これで私の原稿もボツかと思った」といった、率直な感想も出されました。

 中岡哲郎先生からは大阪の近代140年の歴史にふれつつ、この第9巻刊行の意義を語っていただき、竹中恵美子先生からはよくぞ偉業を成し遂げられたというコメントと同時に、女性運動についての叙述が欠落していることについて、今後の課題としてとらえてほしいという要望も出していただきました。熊沢誠先生は、同種の労働運動史の中でも本シリーズが群を抜いて面白いと述べられ、とりわけこの第9巻はバラエティに富んでいて、読み物としてもたいへんよくできているというお褒めの言葉をいただきました。

 ほんとうにやっとここまで来た、という安堵に満ちた記念会でした。第2部ではこれまでの苦労をねぎらいつつ、和やかな談笑があふれました。

 執筆していただいた皆様、ご協力・ご支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。