JAMオムロン労組の資料を受贈しました

 デジタル血圧計で知られている*1オムロン株式会社には労組が二つあります。そのうち、第一組合(でも少数派)であるJAMオムロン労組が32年の活動の幕を閉じてこのたび解散することになりました。
 ついては、所蔵するすべての記録資料をエル・ライブラリーに寄贈したいとのお申し出があり、昨日、資料引き取りのために、国会図書館関西館の隣(といっても離れている)にある「オムロン株式会社京阪奈イノベーションセンタ」に行ってきました。
 一部の図書・雑誌を除く記録資料のすべてを段ボール50箱分、頂戴しました。この資料寄贈にあたって、JAMオムロン労組からは資料保存・整理費用の一部として、20万円の寄付をいただきました。記して謝意を表します。


 写真は頂戴した資料のうち、DVDなどの電子資料。紙媒体の記録資料の整理は来春以降の予定です。その整理・目録化にあたっても、JAMオムロン労組OBの皆さんがボランティアでの協力を申し出てくださっています。
 企業や組織の活動記録は自分たちが生きた証でもあります。その資料を大切に保管し、整理して次世代に残すことは、歴史を紡いだ人々の労苦と喜びを共有し、教訓を得ることにつながるでしょう。社会構成員の連帯意識や異世代の共感を生み出す一助となれれば、アーキビストとしてこれ以上の喜びはありません。


 資料を生み出した人々から「ああだ、こうだ」と裏話を聞きながら、手を携えて資料整理していく楽しみもまた、アーカイブの醍醐味です。(谷合)

*1:実は主力は血圧計ではなく、制御機器