法政大学大原社会問題研究所の全面的な協力により、急遽、展示会を開催する運びとなりました。
大阪は炭鉱と無縁ではありません。三池炭鉱だけではなく、九州の炭鉱が次々に閉山となった後、多くの離職者が大阪に移住しました。今でもその方たちと家族が住む団地が大阪府内にいくつかあります。
「総資本対総労働の闘い」と呼ばれた三池争議終結から50年の節目に、争議だけではなく、炭鉱労働組合が取り組んできた安全闘争や石炭政策闘争の資料も展示します。
1963年に起きた三池三川炭鉱の事故は、死者458名を出した戦後最大の産業災害です。その後遺症にいまだに苦しむ患者もおられます。この事故の関係資料も展示します。
詳細は特設ページで。http://shaunkyo.jp/tenji_miike.html
- テーマ: 炭鉱労働安全、三池争議
- 展示品: 三池炭鉱労組および日本炭鉱労働組合発行図書、機関紙・誌、ビラ、チラシ、指令書等、文献資料。ポスター、写真、色紙、棍棒など
- 会 期:2010年11月10日(水)〜12月18日(土)10:00-17:00(金のみ19:00まで)。土日祝日休み(最終日を除く)
- 場 所:エル・おおさか4階エル・ライブラリーにて
- アクセス: http://shaunkyo.jp/access.html
- 入場料:無料
※12月11日(土)は映画「三池 終わらない炭鉱(やま)の物語」上映と講演会開催。映画上映会についてはこちら。http://d.hatena.ne.jp/l-library/20100927