エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

ブログ記事の引用転載を希望される方は、https://l-library.hatenablog.com/about をご確認ください

図書館総合展でsaveMLAKフォーラム

 11月9日から11日かけてパシフィコ横浜で、図書館界最大のイベント「図書館総合展」が開かれました。エル・ライブラリーからは谷合が10日と11日に出かけて、saveMLAKフォーラムと専門図書館協議会フォーラム及び図書館振興財団助成事業報告会に参加しました。


 写真はsaveMLAKのフォーラム「震災復興・将来に備えて私たちができること〜博物館・図書館・文書館・公民館の支援活動を通して〜」のパネリストの皆さん。左から江草由佳さん、細川健裕さん、阿児雄之さん、上田幸夫さん。それぞれ、図書館や博物館、公民館の立場からの発言が続きます。司会は丸山高弘さんで、大切り形式の質問−回答を見事にさばいていきます。くまのプーさんがブースを徘徊していましたが、何を隠そうプーさんこそ、この丸山さんでありました。


 フォーラムの様子はUSTREAMで実況中継され、今ではこちらでhttp://www.ustream.tv/channel/savemlak録画を見ることができます。フォーラムには100名程度の参加者があり、盛況でした。まだsaveMLAKをご存じない参加者が熱心に話を聞いておられました。
 saveMLAKのメンバーたちは皆、ムラックくんTシャツを着用。中にはエル・ライブラリーとのコラボTシャツを着ておられた方もいます。後ろ姿に注目!

 フォーラムではまず初めに江草さんが、saveMLAKの紹介を。これまでやってきたこと、その成果と課題、今後に向けて、を語りました。内容はこちらにスライドが公開されていますのでご覧下さい。http://www.slideshare.net/yegusa/20111110-10121917
 江草さんの基調講演を受けて、パネリストたちがこれまでの成果や反省を率直に語り合い、次の一歩を踏み出すために必要なことは何か、と熱心に議論がわきました。saveMLAKを恒常的な組織にしていこうという大胆な発言もあり、今後に向けてさまざまな提案がなされました。
 なお、本フォーラムはアカデミック・リソース・ガイド株式会社の全面的協力により実現しました。
 フォーラム会場外の出展者ブースでは、連日saveMLAKのグッズ販売とウィキ編集を行いました。新発売のエコバッグ(カーリルとのコラボ。1000円)や絵葉書セット(500円)も好評で、ムラックくんのキャラクター力が大いに発揮されました。ブースで売り子になっている三人娘は、右から山村真紀さん、miyo-128さん、谷合です。

 ブースの店番は入れ替わり立ち替わり何人もの人が担当しましたが、3日間とも店番で大活躍された方達が写っていないのが申し訳ない思いです。

 このブースでもやはりエル・ライブラリーのTシャツを着てくださっている立派なサポート会員様がいらっしゃいました(^^)。

 11日には谷合がsaveMLAKのプレゼンテーションを8分間行いました。あっという間の8分、いろいろボケながらも無事務めを終えました。別の角度からの写真を見た方からは、「プレゼントいうよりもカラオケを歌っているように見える」というお言葉も頂戴しました。まあ、歌って踊れる図書館司書ですから…。

 総合展全体では多くのフォーラムやプレゼンが行われ、館種を超えた図書館界全体の最新の動きがよくわかりました。また今年からは「文書館・博物館関係者」という種別の名札も用意され、いよいよMLA連携も前進の予感が。
 このイベントを通じて得るところがあり、来年度以降、具体的に当館のセミナーやデジタルアーカイブ事業に活かしていくアイデアを頂戴してきました。

 ※図書館総合展の入場者数は、合計25631名(去年は24505名)でした。

  • 11月9日(水)7440名
  • 11月10日(木)9370名
  • 11月11日(金)8821名

 なお、今回の横浜行きに際しては、大阪マラソン完走のご褒美として、篤志家から旅費をカンパいただいことをご報告いたします。記して謝意を表します。(谷合)