れいこちゃん記念文庫を開設

 本日、井上玲子ちゃんの一周忌(セカンド・バースデー)にあたり、「れいこちゃん記念文庫」を開設します。
 この文庫は、小児脳腫瘍のため11歳で亡くなった、エル・ライブラリーのサポーターれいこちゃんを悼み、難病とともに生きる子ども達と家族を支えるNPOの情報収集・発信を通じて、活動を支援するために設置しました。
(玲子ちゃんの父、井上昌彦さんは玲子ちゃんが亡くなった日を「セカンド・バースデー」と呼んでおられます)
 文庫の説明はこちらをご覧ください→ http://shaunkyo.jp/reikobunko.html
 
まずは、れいこちゃんとご家族の闘病を支えたNPOである「メイク・ア・ウィッシュ」関連本を購入しました。「メイク・ア・ウィッシュ」は英語で「ねがいごとをする」という意味です。「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」は「3歳から18歳未満の難病とたたかっている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュは、独立した非営利のボランティア団体で、宗教的、政治的団体ではありません」(WEBサイトより)。http://www.mawj.org/



れいこちゃん記念文庫を設置するということは、図書館サポートフォーラム賞受賞式のスピーチでお話しました。そのことを5月15日の朝日新聞大阪本社版の大阪地域面でとりあげてもらいました。この記事をご覧になった方が昨日、突然当館を訪問され、「れいこちゃん記念文庫を開設されると知ったので、資料を寄贈にまいりました」と、『神さまからの宿題』という絵本を手渡されました。聞けばこの方は学校図書館の司書をされているとのことで、れいこちゃんの父である空手家ライブラリアン井上昌彦さんのお知り合いでもありました(修正:井上昌彦さんのブログを以前からご覧になっていたとのことです)。
 『神さまからの宿題』は、全身の筋肉が骨に変わってしまい、手足の関節の動く範囲が狭くなったり背中が変形したりする病気「FOP」という難病に罹患した少年が原案を書いた絵本です。『FOP活動新聞』とともに届けていただきました。この絵本の収益のうち部はiPS細胞研究所などの研究機関に寄付されます。
 また、早速ブログにも掲載していただきました。「ベル・ブック〜学校図書館航海日誌〜」http://ameblo.jp/doro-monnsuta-ka-do/entry-11546044024.html

新着本のブックトラックにれいこちゃん記念文庫の小さなコーナーを設けました。この文庫は細く長く、少しずつ蔵書を増やしていく予定です。また、このブログやFacebookなどでNPOの活動を紹介したり、WEBでも紙でも情報を収集・発信していきます。





 右の写真は、2011年10月の第1回大阪マラソンにエル・ライブラリーの谷合がライブラリーの看板を背負って出走したとき、れいこちゃんが書いてくれた応援メッセージです。れいこちゃん手作りのクッキーもいただきました。そのときのことはブログにも書きました(http://d.hatena.ne.jp/l-library/20111101)


 この文庫の開設にあたり、れいこちゃんの父・井上昌彦さん、アカデミック・リソース・ガイド社・岡本真さんからの寄付を頂戴しました。記して謝意を表します。(谷合佳代子)

6/7追記。「れいこちゃんパーティ」に参加し、れいこちゃんにこの文庫のことを報告してきました。この日の様子は井上昌彦さんがブログに書いてくださっています。