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夏の夜の幻灯会2013を開催しました

 8月18日(日)、「夏の夜の幻灯会2013」を開催しました。
 →イベントの案内http://d.hatena.ne.jp/l-library/20130718/1374121353

盆明けの日曜の夜だというのに20人超の方が参加してくださいました。幻灯というのは静止映像を次々と映し出していくもので、弁士が台本を読んでいきます(音声についてはやり方がいろいろあるようですが)。

神戸映画資料館所蔵の『北鮮と訪ねて』(1956年?)、『痛くないお産 第一部 無痛分娩の知識』(1955年?)、『にこよん』(1955年ごろ)、熊本学園大学水俣学研究センター所蔵のオリジナルプリントからニュープリントした『自転車にのってったお父ちゃん』(1956年)が上映されました。

労働代表団による北朝鮮訪問記、ソ連式「精神予防性無痛分娩法」(無痛分娩といっても今日の麻酔によるそれではない)の解説、失対事業で働く日雇労働者、製鋼所労働者の家族からの視点、など内容・表現に1950年代感を非常に感じました。映像としてもことに加古里子が描く『自転車にのってったお父ちゃん』の表現が秀逸で心に残るものがありました。また、鷲谷花氏の詳細な解説がすばらしく作品を理解するのに大いに援けられました。

現在ではなかなか見る機会のないこういった作品を上映・鑑賞するのは貴重な体験です。幻灯に限らず今後もぜひ継続していきたいと思います。弁士を務めてくださった鷲谷花さん、紙屋牧子さん長時間お疲れ様でした! 
 貴重なフィルムを提供してくださった神戸映画資料館の安井さん、ありがとうございました。(千本)