満員御礼「疎開した40万冊の図書」


 3月3日に「上映する会」が主催、エル・ライブラリーなどが協力して開催した映画「疎開した40万冊の図書」は、おかげさまで昼の部が早々に満席となり、夜の部も当日満席となりました(写真は夜の部の監督講演)。入場者数は317人。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。せっかくお越しいただいたのにお断りしたみなさまには本当に申し訳ないことをしました。中には、「わざわざ仕事を休んで来たのに」と残念でならないという方もおられて、申し訳ない思いでいっぱいになりました。
 これほどの盛況になるというのも、この映画がもつ「本は文化の源。その文化をどんなときも守りぬく人々がいる」というメッセージに共感する方が多いからでしょう。戦時下に本を焼失から守るために大八車で田舎に疎開させた中学生たちが、80歳を超えた現在、当時を振り返って「大事な本なんだと痛感した」と証言する姿に感動しましたし、現在の飯舘村での図書館活動や、原発被害によって避難せざるをえなかった人々が、放置された図書館の本を消毒する姿に思わず涙が出ました。

 金高謙二監督(左の写真)は原作本の中に「映画では描ききれなかったことをいろいろ調べて書き込みました」とおっしゃっています。この原作本をエル・ライブラリーでも購入しましたのでぜひご利用ください。また、販売用に1冊置いています(税抜き価格2400円で販売)ので、早い者勝ちでお買い求めください。
 数年後にDVD販売された暁には、購入してまた上映会を開催したいと思います。(文:谷合)(写真撮影:谷山和央氏)
開催案内の記事:http://d.hatena.ne.jp/l-library/20140116