エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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図書館系雑誌『LRG』の「司書名鑑」に館長登場


 アカデミック・リソース・ガイド株式会社が発行する『ライブラリー・リソース・ガイド』の第6号に、エル・ライブラリー館長谷合佳代子が「司書名鑑NO.2」としてインタビューを受けた記事が掲載されています。

 「司書名鑑」は前号から始まった連載で、栄えあるNO.1は空手家図書館員として有名な井上昌彦さんでした。井上さんはエル・ライブラリーの「広報大臣」でもあります。大臣に続いて館長登場。ヤラセではないかとか裏で巨額の資金が動いているのではといった疑惑も…あるわけないのですが、それだけ関西のライブラリアンが熱いということの証左でありましょう。

 ARG社の嶋田綾子さんのインタビューを受けてしゃべくりまくった谷合の話があっちに飛びこっちに飛ぶのを、うまくまとめていただきました(感謝!)。司書になったきっかけや、エル・ライブラリー立ち上げにまつわる苦労話、日常業務、これからのこと。館長補佐・千本沢子と二人三脚でやってきたこと、大勢の支援を得てこそ頑張れるといった話を掲載していただきました。嶋田さん、ありがとうございました!

 そして、今号の特集記事がまた興味深いです。全国様々な図書館が、震災文庫や戦争文庫、平和資料室、災害資料室、といった天災・人災による被害に関する「災害アーカイブ」を設けている実態がレポートされています。さらに、宮城県図書館の熊谷慎一郎さんによる、東日本大震災以来の図書館支援についての特別寄稿は読みごたえ充分。

 LRG誌の今号は災害特集なのですが、当法人も「人災」にあって図書館を廃止され、そこから立ち上がったのですから、テーマにかなうものと言えるでしょう。(谷合)