ワークショップ「このフィルムに映っているのは?―映像フィルムの保存と活用に向けての第一歩」を開催しました

8月4日に「第9回映画の復元と保存に関するワークショップ」関連イベント「ワークショップ「このフィルムに映っているのは?―映像フィルムの保存と活用に向けての第一歩」」を開催しました。
イベント案内
http://shaunkyo.jp/workshop_konofilmni.html


手テレ作業中

フィルム映像資料があっても、機材や予算がないために内容を知ることさえできない、という状況から一歩進むためにどうすればいいのかということを考えるためのワークショップ、13名の参加者で開催しました。

5年間にわたるエル・ライブラリーの試行錯誤の過程の紹介、イマジカウエスト社の柴田氏・郷田氏による手テレ(フィルムをデジタル変換してパソコンをビューワー代わりにして、その場で画像を見ることができる機材)の実演、これまでの手テレによる取り組みの紹介などを行いました。

手テレの実演は、機材の組み立てから始め、その軽量さ・コンパクトさ・簡易さを参加者の方に見ていただきました。また、参加者の持参してくださった16ミリフィルム、8ミリフィルム、当館が新発掘した16ミリフィルムを手テレで視聴、いずれも未見のものでワークショップの趣旨である「フィルムに映っているものを確認する」を実践するかたちになりました(なにが映っているのか期待しながらみなでわいわい言いながら見るのはこの作業の面白さのひとつですね)。

参加者からご自分のもっている課題と合わせていただいた感想・意見が大変参考になりました。またみなさんと映像資料の保存・活用について掘り下げていく機会をつくりたいと思います。(千本)