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「メーデー記念上映会:1950年代の幻灯」を開催しました

全国的に4月中に開催されるところも多くなったメーデーですが、大阪では本年も5月1日に開催されました。1日夜、労働者の祭典メーデーを記念して労働運動関連の内容の幻灯会を開きました。参加定員を超え、会場にぎゅうぎゅう詰めでの上演となりました(34名参加)。
http://shaunkyo.jp/gentoukai2015.html

上演・解説は昭和の幻灯/スライド研究に携わり、各地で上映活動を続けている早稲田大学演劇博物館招聘研究員、鷲谷花氏。鷲谷さんをお迎えしてのエル・ライブラリー主催の幻灯会は3度目になりますが、回を重ねるたびにナレーションの腕があがってらっしゃいます。

上演作品は『松川事件 1951』(1951年)、『山はおれたちのものだ』(1954年頃)、『平和のかけ橋 李徳全女史来訪記録』(1955年?)の3本。

松川事件 1951』は作画が秀逸なのですが、その作者が判明したとのこと。『山はおれたちのものだ』では奥多摩の山に生きる人々がメーデーに参加する場面があり、この日にぴったりの作品でした。国交回復前の『平和のかけ橋 李徳全女史来訪記録』。李女史が来阪した際、国道沿いに歓迎の生徒が並んだというシーンがあるのですが、この日参加された方が小学生のときに自分も並んだとおっしゃってびっくり。

作品についてはこちら(当日配布資料はさらに情報の追加あり)
http://d.hatena.ne.jp/l-library/20150320/1426840257

上映後は鷲谷さんへの質疑応答。『松川事件 1951』の作画者についてや、幻灯の上映状況・需要状況についてなど、様々な質問に対し鷲谷さんが的確に答えておられて、その多識さに感服しました。

上映にあたり、神戸映画資料館さんに所蔵フィルムをお借りしました。貴重なフィルムをありがとうございました。(千本)