このブログの寄贈本紹介コーナーを担当していただいている、伍賀偕子(ごか・ともこ)さん(元「関西女の労働問題研究会」代表)の記事が7月27日「毎日新聞」大阪本社版生活面に掲載されました。
長らく大阪の女性労働運動のリーダーである伍賀さんはエル・ライブラリーを設置運営する法人の元専務理事でもあり、当館スタッフにとっては元上司・偉大なる先輩であります。
写真は、雇用均等法制定から30年を機に、当時のことを伍賀さんが語っている記事です。肩書には「エル・ライブラリーでボランティアをしながら、女性労働運動史を次世代に残す活動に取り組む」と書いてもらい、さりげなくエル・ライブラリーの宣伝にも一役買っていただきました。
記事の見出しには「ケアする権利は人間的欲求」とあります。新婚まもなく視力を失った夫をケアしながら、夫婦ともに社会運動を担ってこられた苦労をサラリと語っている姿はさすが、です。
伍賀偕子さんの著書『敗戦直後を切り拓いた働く女性たち ―「勤労婦人聯盟」と「きらく会」の絆』はエル・ライブラリーで特価販売中です。ぜひお買い求めください。(谷合)