当館館長谷合も執筆者の一人である『ささえあう図書館』(勉誠出版)が刊行されました!
谷合が執筆したのは第3章「支え合う社会をめざして―働く人々の今を支え、歴史を未来に伝えるエル・ライブラリー」です。ほかにも多くの、市民によって支えられる、市民を支える図書館の事例が報告されています。
目次
まえがき 青柳英治序 章 「ささえあう図書館」とは 青柳英治
第?部 利用者が図書館をささえる
第一章 市民とともにめざす「読書のまち 恵庭」 内藤和代
第二章 離島の小さな図書館にできること―海士町中央図書館の歩み 磯谷奈緒子
第三章 支え合う社会をめざして―働く人々の今を支え、歴史を未来に伝えるエル・ライブラリー 谷合佳代子第?部 図書館が利用者をささえる
第四章 図書館は社会のセーフティネットになっているか?―「課題解決」型の図書館の視点から 小林隆志
第五章 中之島図書館のビジネス支援―多くの人たちに支えられた11年の軌跡 藤井兼芳
第六章 会員制ビジネスライブラリー「BIZCOLI」の挑戦―利用者を支える図書館のデザインと実践 岡本洋幸第?部 図書館を利用者に届ける
第七章 視覚障害者の読書をささえて―日本点字図書館の活動 田中徹二
第八章 「癒しと情報」の館やかた=患者図書館―患者の視点に立ったサービス活動 菊池佑
第九章 矯正施設の「読書」をささえる図書館サービス 日置将之
第十章 被災地の人たちをささえる移動図書館プロジェクト―自然災害、無縁社会など、日本社会が直面する課題に向き合う 鎌倉幸子
終 章 「社会装置」としての新たなモデルと役割の可能性 青柳英治あとがき 岡本真
執筆者紹介
索引
2月26日には東京で出版記念トークイベントも開催されます(詳細はhttp://bensei.jp/?main_page=wordpress&p=7951)ので、東京方面にお住いの方はぜひぜひご参加ください。
関西でもトークイベントなどの計画が持ち上がっていますので、決まり次第お知らせします。(谷合)
<書誌情報>
ささえあう図書館:「社会装置」としての新たなモデルと役割 / 青柳英治 編著, 岡本真 監修