エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

ブログ記事の引用転載を希望される方は、https://l-library.hatenablog.com/about をご確認ください

見学者万来の12月に嬉しい手紙

f:id:l-library:20171228104419p:plain 12月は当館の見学申込が6件あり、合計約20人が来館されて、忙しいながらも充実した時間を過ごすことができました。エル・ライブラリーを知っていただき、貴重な資料をご案内できたことがとてもうれしいです。

 そんな見学組の中に、桃山学院大学の司書補講習の受講生9人の姿もありました。谷合が講師の一人として講義を受け持った教え子(と言っても全員社会人)との嬉しい再会となりました。

 事前に拙著『ささえあう図書館』を読んできてくれているみなさんは、当館が寄付によって運営されていることを知ってるため、せっせとバザー用品を購入し、カンパ箱へは寄付を入れてくれました。

 お宝満載の書庫を見学したあと、受講生からは「見たこともない沢山の貴重な品、それを誇らしげに見せてくださる先生を拝見して、とても勉強になりました」「先生が世代交代になった際は、 エル・ライブラリーの一員になりたいぐらいです!!」といったコメントを寄せてもらい、感謝感激。

 数日後には、今回の見学会をとりまとめてくれた田中理絵さんから写真のような丁寧な礼状も頂戴しました。

 司書講習と司書補講習は社会人向けに開講されているもので、受講生はみな熱心に授業を聞き、課題をこなしています。それぞれが理想とする司書像をめざして、困難な道を歩もうとする受講生のみなさんに心からエールを送ります。そして、頑張る受講生の姿がまたエル・ライブラリー運営という困難な道を歩むわたしたちスタッフにとっても大きな励みとなります。

 励まし合い支えあって、利用者のために、人と資料を結びつける大切な仕事を続けていきたいと心を新たにしました。

 司書補受講生のみなさんを始め、当館にお越しいただき、お土産をくださったみなさま、寄附を寄せてくださったみなさま、バザー用品を提供してくださったみなさま、多くの方々に支えられ、今年も年の瀬を迎えることができました。ご支援に感謝申し上げます。

 来年もどうぞエル・ライブラリーをご利用ください。(館長・谷合佳代子)