エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

ブログ記事の引用転載を希望される方は、https://l-library.hatenablog.com/about をご確認ください

ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2016受賞イベントを開催

<2016.2.3 最下部に追記あり>
 1月21日(土)、先進的な活動を行う図書館などを表彰する「Library of the Year 2016」を受賞した伊丹市図書館「ことば蔵」と当エル・ライブラリーによる合同記念トークイベントを開催しました。
 このイベントは4部形式で、第1部のエル・ライブラリー見学会(4名参加)に始まり、伊丹に移動してことば蔵での見学会・トークイベント(50名)と続き、締めは長寿蔵での祝賀会(20名)、最後に二次会のおまけまでついておりました。

 同賞選考委員である井上昌彦さん関西学院大学神戸三田キャンパス図書メディア館)が進行役を務め、ことば蔵の運営に携わる伊丹市民に加え、優秀賞を受賞した東京学芸大学学校図書館運営専門委員会の中山美由紀さんが急遽登壇し、ことば蔵の綾野昌幸園長と谷合が加わって、「市民とともに歩むこれからの図書館」をテーマにシンポジウムを開催しました。

 このイベントに先立ち、エフエムいたみでは番組の中で広報していただきました。その収録の動画はこちら。http://www.itami.fm/movie/embedplayer.php?eid=01484

 シンポジウムに先立ち、ことば蔵の小寺和輝さんがことば蔵の紹介をプレゼン。続いて谷合がエル・ライブラリーの紹介を。ともに制限時間を超えて熱弁を振るってしまいました。小寺さんはパネリストの市民から「こてらぐら」と呼ばれるほど、ことば蔵にはなくてはならない存在で、今回のイベントも小寺さんがほとんどをお膳立てしてくださり、大変なスピード感でグイグイと前に進んでいく様子が小気味よかったです。
 
 当日飛び入り参加の中山美由紀さんは東京からお越しで、学校図書館公共図書館の連携をことば蔵の綾野園長に呼び掛けていました。市民のみなさんの積極的な発言には、普段の運営会議の様子が垣間見える思いがしました。伊丹の市民力の高さには脱帽しました。

 トークイベントは「Twitter推奨」とのことだったので、参加者が何人かつぶやいています。そのまとめを井上昌彦さんが作ってくださいました。
https://togetter.com/li/1072806

 イベントの報告とたくさんの写真が掲載されている、ことば蔵日記はこちら。
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/EDSHOGAI/EDLIB/event/diary/h29_01/1485075775573.html

 ことば蔵のみなさん、井上昌彦さん、ご参加くださった市民のみなさま、ありがとうございました。これからも先進的な取り組みをする図書館を増やし、図書館界全体の底上げ、交流を図っていきたいです。

 なお、このイベントに続き、3月にも共同ベントを開催すべく、ただいま企画中です。詳細が決まり次第、お知らせします。(谷合)

<2016.2.3追記>
 「ことば蔵日記」に、当日会場から出された質問への回答が掲載されました。エル・ライブラリーへの質問は2つ。「資料の所蔵スペースが無く なったときの保管・管理方法」「今考えている新しい取組」です。当館からの回答はこちらに。
http://www.city.itami.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/82/20170121kaitou.pdf