現在全国上映中の映画「菊とギロチン」は、「ヘブンズストーリー」「64(ロクヨン)」や「8年越しの花嫁」など多くの話題作を手掛けた瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)監督による自主製作作品です。
大正時代のアナキスト(無政府主義者)と女相撲の一行が出会って行動を共にする、という虚実を織り交ぜた物語はエネルギーに溢れ、今こそ必見と言える映画です。
エル・ライブラリーでは、タイアップ企画として、映画の主人公である中濱鐵の『黒パン』(復刻版)や古田大次郎の『死の懺悔』(1926年)などの関連資料を展示中です。「菊とギロチン」特製手ぬぐいやバッチ、劇場用パンフレットもご覧いただけます。
この映画の紹介と感想は館長・谷合佳代子の個人ブログでも取り上げています。
3時間の長尺ですが、飽くなきパワーにあふれた作品です。大正時代末期に自由を夢見た青年と女たちの映画をご覧になって、当館で関連資料を閲覧ください。サポート会員様は貸出も可能です。
ミニミニ展示なので場所の都合でほんの少しの資料しか蔵出ししていません。アナキズム関係のレア資料を収集保存している当館の資料をご利用の際は、事前にご連絡ください。大部分の資料が書庫内にありますので、出庫に時間がかかる場合があります。お手数をおかけしますが、ご理解お願い申し上げます。
お問い合わせはこちら:http://shaunkyo.jp/contact/