近江絹糸争議の手記を翻刻公開

 みなさんは1954年に起きた、労働運動史上に名高い「人権争議」と呼ばれた近江絹糸労働争議をご存知でしょうか。

 この争議及びその後の近江絹糸労働組合の活動を知る手掛かりとなる一次資料「辻保治氏旧蔵資料」を、当館では1500点以上所蔵しています。その資料整理はいま着々と進めているところですが、今回は、これとは別に、近江絹糸富士宮工場で働いていた女性の手記を頂きました。 

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 この手記『その時19才の私は!!』は手書きで書かれたものを印刷製本してあり、国学院大学の本田一成先生が発掘されたものです。私家版として発行された同書について、本田一成先生が翻刻されたうえで解説も執筆されています。

 エル・ライブラリーではその翻刻全文と本田先生の解説をpdfファイルで公開しました。どこの図書館にも所蔵が確認できないレアもの資料です。下記リンク先からご覧ください。

 http://shaunkyo.jp/webdatabase/sonotoki19sainowatashiha.html 

 なお、原本は当館にて閲覧可能です。

・その時19才の私は!! こみきみこ[著]  [2010.6]  44p ; 26cm