「中央区のまちライブラリー〜誕生から今日まで〜」

 開催中の「まちライブラリーブックフェスタ2019」の期間中イベントとして、エル・ライブラリー近くの「ISまちライブラリー」にて、大阪市中央区のまちライブラリー勢ぞろい!という交流会が本日(2019.5.17)開催されました。

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 14か所のまちライブラリーなどの人たちが5分間スピーチをして自己紹介。

 まずはまちライブラリー提唱者の礒井純充氏が創設した「ISまちライブラリー」が現状と歴史を報告。近所の子どもさんがたくさん来てくれるということで、エル・ライブラリーとは雰囲気が全然違うんだろうなぁと想像をめぐらしました。当初、人集めのために開かれていた「本とバルの日」は2年前にやめたということです。今では毎日開館しているので本を読みに来る人が増え、会員も増加中とのこと。

 地域住民として40年天満橋に住んでいた人が、「ISまちライブラリーがビジネス街の天満橋にできたことで人と出会える場、憩いの場ができた」とおっしゃっていました。この方はボランティアスタッフとしてISまちライブラリーで食事を提供されたりしてきました。
 その他、ISまちライブラリー開館のころを巡る様々な方のお話に、心温まるものがありました。

 その他、スピーチされたまちライブラリー等の施設は以下の通り。エル・ライブラリーも谷合が紹介させていただきました。

まちライブラリー@シュール・ムジュールデサキ

語学とおけいこ Free space C Flat

小さなお庭と猫の図書館

まちライブラリー@サクセスファクトリー

まちライブラリー@ビーハイブホステル大阪

ことばを食べるカフェみずうみ

大阪市立島之内図書館「中央区まちじゅう図書館マップ」

まちライブラリー@イチハチ

 ・飲食店のためのまちライブラリー

大阪企業家ミュージアム

キャンディ・ライブラリー

わたしの図書館ミルキーウェイ

 なんと、上記の「ビーハイブホステル大阪」という宿泊施設を運営しているまちライブラリーのオーナーが、当法人の初代理事長中平次郎氏のお孫さんであることが発覚! すごいつながりだなあと感動しました。

 この会合では、年表を基に礒井さんがまちライブラリーの歴史を振り返り、思いを語りました。しかし配布された年表には一部捏造があり(笑)、中央区のまちライブラリーが2011年4月に5か所同時に誕生したことになっていますが、実は微妙に違うということでした。

 礒井さんは2003年にオープンした会員制図書館「六本木ヒルズライブラリー」の立ち上げにかかわった一人でもあります。しかし異動によってその仕事を離れることになり、礒井さんは自力でライブラリーを立ち上げることを考え始めました。

 本を通して人と人をつなぐという発想は多くの共感を生み、サードプレイスとしての図書館のありかたを模索していた礒井さんを多くの人が支えたことによって、ISまちライブラリーは2008年以来11年以上運営を続けることができました。「本とバルの日」を月に1回開いていたころは、そのときだけ10人20人が集まるけれど、それをやめて毎日開館するようになったら、いつの間にか来館者が増え、月に300人近くが利用するようになったということです。

 まちライブラリーでは『まちライブ』という冊子を発行されています。現在5巻まで発行済み。1冊500円で、セットで購入すると割引もあるとのこと。まちライブラリーは誰でも参加可能、誰でも作れるので、興味のあるかたはぜひ手に取ってご覧ください。問い合わせはまちライブラリーまで。http://machi-library.org/

(谷合)

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