図書館総合展参加記

 11月12日(火)~11月14日(木)にパシフィコ横浜横浜市西区みなとみらい)で開催された「第21回図書館総合展(主催:図書館総合展運営委員会)に「saveMLAK」というプロジェクト・グループの「展示番」として行ってきました。エル・ライブラリーも参加している、「saveMLAK」というグループでは、東日本大震災で被災した博物館・図書館・文書館・公民館(Museum,Liburary,Archives,Kominkan)の被災状況の共有と救援調整を、ウィキを利用して実施するプロジェクトです。

https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK

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 「図書館総合展」は国内最大の図書館イベントで、図書館の機能や役割がまちづくりや教育文化全般に寄与することが評価され、行政関係者や教育関係者、出版をはじめとするメディア・情報関連の業種を巻き込むイベントに成長しています。

 「saveMLAK」はWebサイトを通じた被災・救援情報の収集・発信が主要な活動ですが、展示のみならず、14日(木)には台風19号の図書館等施設の被災状況をテーマにしたエディタソンを開催しました(下の写真)。

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 本年は、大学図書館及び大学生グループのデモ展示が前年より目立って盛況の感がありましたが、「手作り」のグループと、図書館を運営する「指定管理」メンバーのサポートが顕著だったグループが対照的だったのが報告者の印象です。

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 「指定管理」については、13日(水)に市民団体指定管理者フォーラム『各地からの現状報告と将来見通し』に参加、聴講しました。この中で指宿市立指宿図書館の下吹越かおる 館長の「現在でも公共図書館は直営のほうがいいと思っているが、指定管理者の立ち位置にあって、役所からの「待ち」の依頼の姿勢を脱却し、図書館が参画できる国の予算案の情報提供や、その中で図書館のツールを活用する提案を行い、予算獲得、イベント創造する道筋をつけていくことで、図書館の地平が開ける」というお話が印象深かったです。われわれ「独立」図書館でも同じ施策が必要と思いました。

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 「他の展示ブースの人たちとの挨拶、情報交換も活発で実りのある3日間でした。(森井雅人:エル・ライブラリーボランティア司書)