2018年3月2日に鷲谷花さんと共に開催した映画と幻灯上映会から生まれた論文がWEBで公開されました。
題して、
”スクリーンの「ニコヨン」たち―失業対策事業日雇労働者の映像文化史”
鷲谷花[著]、『映像学』102巻所収
全文がオープンアクセスになっていますのでこちらでダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eizogaku/102/0/102_31/_article/-char/ja/
下の写真は幻灯「にこよん」(全日本自由労働組合製作)の一場面。
鷲谷さんの論文ではニコヨンの歴史が語られ、映画や幻灯作品に投影されたその表象の意味を読み解いています。特に女性監督・望月優子らが描いた「女性労働問題としての日雇い労働問題」について言及されていることに刮目。ぜひご一読を! (谷合佳代子)