エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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府議会において知事の答弁がありました

昨日、大阪府議会本会議の一般質問において、かけはし信勝議員がプラザについて以下の質問を行い、それに対する知事(もしくは商工労働部部長)の答弁がありました。

労働情報総合プラザについて
・その設立の経緯と意義等について伺う。
・運営委託により、費用対効果を出してきたにもかかわらず、なぜ、廃止するのか。
・労働情報の提供業務については、今後どうしていくのか。


(知事)今回、厳しい財政状況を踏まえ、すべての事業をゼロベースで見直しを行ったところでありまして、本プラザにつきましては、費用対効果や事業手法などを総合的に判断し、さらなる経費削減を図るため、運営委託方式を見直したところであります。

(知事)現在の委託方式を続けるよりも、大阪府総合労働事務所に閲覧機能などを確保することで、運営委託費などを削減することが可能と判断して、このような見直しを行いました。

(知事)今回の大阪府政全般につきまして、ありとあらゆるものを見直しを行いました。予算の削減を行ったものについて、すべて現場視察をして、すべて皆さんの声を聞きながらということでは、私一人では、これはもう不可能です。ですから、必要なものについては視察を行い、必要なものについては声をうかがってきました。今回のこの判断につきましては、担当部局からの報告と、関係資料などを精査の上、判断をしたことであります。ただ、あの、意見を全く聞かないというわけではありませんので、必ずこの場で、意見をうかがいに行きます、説明に行きますという保証はできませんけれども、できる余裕があれば、きちんとそういう説明とそのような現場視察の機会は設けたいと思いますが、ここで確約まではできないことは、ご理解、ご了承ください。


(知事)労働情報総合プラザの廃止後の対応につきましては、大阪府総合労働事務所へ図書などを移し、閲覧機能を確保するとともに、労働関係法令や統計情報の提供を行います。また、同じエルおおさかの中にあります財団法人大阪社会運動協会が運営する資料センターと相互に連携を図り、図書の貸し出し機能の維持につとめます。


詳しくは大阪府議会のインターネット中継の7/9かけはし信勝議員の項目でごらんいただけます。
http://www.gikai.net/dvl-osakahu/