到着ほやほやの新刊書をご紹介します。
『過労死・過労自殺の現代史:働きすぎに斃れる人たち』熊沢誠著、岩波書店、2018.12(岩波文庫;学術396)
→ご存知、著者の入魂作(2010年)の文庫化。文庫版あとがき12頁が追加されている。
『〈自律的〉労働を問う:労働者統制の現在と「働き方改革」の論点』日本労働社会学会、2018.10
→労働社会学会の年報。ホワイトカラー、派遣労働、など特集は4論文。
『情報公開賛歌』知る権利ネットワーク関西編、花伝社、2018.12
→政治家や官僚のウソを暴いた市民活動の記録。
『諸手当管理の教科書』労務行政研究所編、労務行政、2018.3
→諸手当の見直しが進む昨今、諸手当の実態を明らかにすると同時に法的問題の留意点や諸手当統廃合に取り組む際のポイントをまとめたもの。
『帝国ホテル労働組合70年のあゆみ』奥井禮喜執筆・監修、帝国ホテル労働組合、2018.11
→帝国ホテル労組の70年史はこれで3冊目。すでに資料編が2016年に発行され、またミネルヴァ書房からも『帝国ホテルに働くということ』が上梓されている。今回は満を持して組合活動の記録に多くの紙幅を割き、そして組合員たちの思いを描く内容となった。
※サポート会員様はすべてお借りいただけます。