エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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新大牟田市史 三池炭鉱近現代史編

 1997年に閉山した三池炭鉱の町として有名な福岡県大牟田市から写真のような立派な「市史」が届きました。現代史編だけで2分冊、大変な重量があります。なぜこれが当館に寄贈されたのかと言えば、この別冊である『三池炭鉱近現代史編』に当館館長・谷合佳代子がコラム「関西におけるCO闘争支援―小城羊羹のことなど」を寄稿しているからです。

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新大牟田市史


 当館は市民協働の力で2017年に「炭鉱の記憶と関西」という展示会を関西大学博物館と共に開催しました。その展示の準備段階から大牟田市史編さん室の山田元樹室長(2021年4月より世界遺産文化財室に異動)や、大牟田市石炭産業科学館、大牟田市立図書館、NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブなど、地元の皆様には大変お世話になりました。

 そして今般は大牟田市の市制100周年を記念してこのように立派な大牟田市史が上梓され、その執筆者の末席に谷合が名を連ねることができたのは大変な栄誉と、恐縮しています。現代史編の内容は概ね1964年以降の50年間が叙述されています。三池炭鉱近現代史編は明治時代以降、閉山に至るまでの120年以上の歴史が綴られています。戦前戦中までで850頁を超えてしまった本書は、戦後編はDVDに収録するという編成になっています。

 本書で使われた資料などを基に、大牟田市では2021年10月1日、「三池炭鉱歴史資料デジタルアーカイブ」を公開されました。これを記念する講座が10月31日に開かれ、当館のボランティア司書も大牟田現地に出かけて受講しました。そのときの講座の映像が公開されていますので、リンクを張って紹介します↓。

映像は3つに分かれています。地域資料構築への熱意が伝わるよい講座でした。ぜひご覧ください。

www.youtube.com

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