福岡県の「大牟田市石炭産業科学館」にて企画展「社宅のくらしと紙芝居 ―炭都三池が生んだ文化展―」が開かれますので、ご紹介します。
2017年に当館と市民ボランティアのみなさんとで実行委員会を組み、関西大学の博物館と経済・政治研究所のご協力を得て「炭鉱の記憶と関西 三池炭鉱閉山20年展」を開催してから早や6年が経ちました。この展示会からスピンオフして生まれたのが「炭都三池文化研究会」で、同研究会には関西の実行委員から鵜飼雅則さんが顧問に就任されています。
同研究会は2020年から毎年のように石炭産業科学館での企画展を計画されていましたが、これまでずっとコロナ禍にあって中止・延期、規模縮小を余儀なくされていました。ついに今年2023年には大々的に開催することができるようになりました。
オープニングイベントとして、6月3日(土)には以下のプログラムが予定されています。お近くの方はぜひどうぞ!
【紙芝居実演とトーク】
6月3日(土) 14:00~15:30
・紙芝居実演
田中昭子 「にあんちゃん」
山口貴美子「黄金バット」・トーク
河野青史 「上甲米太郎さんの記憶の断章」・報告
大原俊秀 「社宅研究会の活動について」
鵜飼正則 「炭都三池の紙芝居」
◆展示会の概要
期間:2023年6月3日(土)~7月9日(日)9:30~17:00
会場:大牟田市石炭産業科学館企画展示室
住所:福岡県大牟田市岬町6-23
観覧料:無料
主催:大牟田市石炭産業科学館
共催:炭都三池文化研究会
詳細 : http://www.sekitan-omuta.jp/event/2023/7.html
※写真は大牟田市石炭産業科学館のWebサイトより