『大阪社会労働運動史』
1925年4月、第2次市域拡張によりほぼ現在の大阪市域が成立します。大阪市は、211万人の人口を抱える「大大阪」と呼ばれるようになり、当時の東京市をこえる日本一の大都市となります。 「大大阪」の隆盛を支えた産業のひとつが、紡績業でした。18…
都市部の暴徒化した人びとは、日頃のうっぷんを晴らすかのように米屋を襲ったため、大阪府は、1918年8月14日に夜間外出禁止令を発しました。 これにより、大阪市・堺市などは平静を取り戻しましたが、逆に郡部では、暴動の気運が高まっていました。郡…
大阪で米騒動が爆発したのは、1918年8月11日でした。この日は天王寺公会堂(現在の天王寺動物園の南東部にありました)で、野党の立憲国民党が主催する「米価調節市民大会」が19時から開催されることになっていましたが、すでに16時頃から会場周…
1914年にはじまった第1次世界大戦による好況は、物価高騰をもたらし、賃上げ要求争議が頻発しました。これに危機感を抱いた大阪市役所は、1917年7月から大阪市電の従業員や市役所で掃除などを行う雑役人夫を対象に、米価手当の支給をはじめていま…
戦後80年を迎えますが、敗戦直後の日本は厳しい食糧難に苦しんでいました。1945年の米の収穫高は、前年比マイナス60%という凶作だったうえ、1920年代にはじまった朝鮮米の日本への移入、そして1941年の南部仏印(現在のベトナム)への日本軍の進駐による…
今月から、当館特別研究員・黒川伊織のコラムを連載します。初出は機関紙編集者クラブ「編集サービス」です。同紙に掲載されてから数か月空けてこちらのブログに転載してまいります。黒川のコラムは『大阪社会労働運動史』(全10巻、1万頁)を典拠として執筆…
7月13日(土)に60名の出席で開催した『大阪社会労働運動史』第10巻出版記念の公開フォーラムの様子を報告します。6月9日の記事 ↓ でご案内しましたように、一般ご参加の方にはオンラインにて視聴していただきました。 l-library.hatenablog.com 当日は、当…
当法人が40年以上かけて編纂を続けてきた『大阪社会労働運動史』のシリーズがついに完結しました。最終巻となる第10巻を7月10日に発行します。 これを記念して、以下のイベントをオンラインにて開催します。 みなさまのご参加をお待ちしております。 ◆記念会…
大阪の社会運動、労働運動史の集大成、「大阪社会労働運動史」を制作・発行しています。現在10巻刊行に向けて準備中です。 全巻発売中。お問合せ、ご注文はメールまたは電話で大阪社会運動協会まで。電話;06-6947-1210 メール:info@shaunkyo.jp 価格や目次…
「講座 大阪社会労働運動史 第2期」の修了式を行いました(2016年1月17日)。 (写真は修了証書を授与しているところ)「講座 大阪社会労働運動史 第2期」募集要項 http://shaunkyo.jp/kouza_undoushi2.html今期の受講生は9名、うち7名から提出されたレポ…
当協会が編纂・発行している『大阪社会労働運動史』第2巻に誤りがありましたので、下記のように訂正いたします。(「誤」→「正」)p.1353 下段小見出し「自助会の内訌と第三回大会」→「自助会の内訌と第五回大会」 p.1353 下段14行目 「第三回大会を開いた」→…
早稲田大学の篠田徹先生が、『歴史学研究』(874号)所載の「大会報告批判」で、労働史の研究に言及されています。欧米では社会史の流れの一つとして労働史の成果が次々と世に出たのに、日本では労働史の成果が労働研究の中からはほとんど生まれて来なかった…
大阪社会運動協会が5年がかりで編纂した『大阪社会労働運動史』第9巻を発刊しました。これを祝って、13日(日)にはささやかな出版記念会を催しました。大阪府・大阪市からご来賓たまわり、第9巻の執筆者、既刊本の監修者など、33名にご参加いただき、和やか…
当協会が1986年から刊行している『大阪社会労働運動史』第9巻の発刊が近づき、編集作業もいよいよ最終過程にはいってまいりました。 『大阪社会労働運動史』についてはコチラ エル・ライブラリーを運営する財団法人大阪社会運動協会は元来この『大阪社会労…