エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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新着雑誌です(2022.12.7)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

賃金事情 No2859 2022.11.20 (201428422)

労務事情 No1459 2022.11.15 (201428398)

労務事情 No1460 2022.12.1 (201428513)

企業と人材 No1118 2022.12.5 (201428547)

労政時報 4045号 2022.11.11 (201428349)

労働判例 No1273 2022.12.1 (201428455)

労働判例 No1272 2022.11.15 (201428489)

 

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石炭研究の博士論文など

 早稲田大学の嶋崎尚子研究室の門下生が今春2人そろって博士号を授与され、めでたく当該論文を寄贈してくださいました。おめでとうございます!!

 嶋崎先生と研究室の方々とは、当館の2017年展示「炭鉱の記憶と関西」の準備段階からのおつきあいで、わたしはみなさんが羽ばたいていかれるご様子を眩しく嬉しく拝見していました。

 この度頂戴した博士論文の製本版書誌情報は以下の通りです。

・清水拓『日本石炭産業の技術的到達点における生産職場の研究 ―1990年代の太平洋炭砿の採炭現場を事例として―』2022年4月 189p 30cm

・笠原良太『石炭産業の漸次的撤退と閉山離職者の子どものライフコース ―雄別炭砿株式会社尺別炭砿の閉山と中学生に関する追跡研究―』2022年4月 137p 30㎝

 

 この2論文に対して同時期に学位が授与されました。どちらも石炭産業の研究を社会学のフィールドで行ったものであり、同じ研究室で切磋琢磨されてきたであろうと拝察します。清水論文は石炭の技術論であり、炭鉱の労働世界を描くものです。一方の笠原論文は閉山に伴う親の離職がどのように子ども達に影響を及ぼしたのか、移動する炭鉱家族の子世代に着目した研究です。石炭産業に着目する社会学の研究でもまったく異なる方向からの照射であり、ともにオリジナリティ溢れる素晴らしい研究です。

 著者は二人とも北海道の炭鉱をフィールドとしています。清水論文では日本に残った最後の炭鉱である太平洋炭砿の1990年代の採炭現場の労働のありようを明らかにすることを企図しています。先行研究では不十分であった、「石炭を採取する生産点に立ち返って炭鉱労働を考察する」ことを課題として設定しています。それは従来、「危険な地下労働」としてとらえられてきた一面的な炭鉱労働のイメージを払拭するものでもあります。多くの写真や図が掲載されていますが、技術的な説明は高度なのでわたしのような素人は読み解くのに苦労します。これが技術史ではなく社会学の博士論文であるところが異色といえるのではないでしょうか。

 笠原論文では尺別炭鉱閉山後に親の離職や移動が子どもたちにどのような影響を与えたのかを調査分析しています。従来、労働移動の問題として労働者自身の調査はありましたが、その二世たちの動向に着目した調査は存在しませんでした。閉山は地域の崩壊をもたらすような衝撃的な出来事であり、子どもたちは長期にわたる影響を受けたと考えられます。笠原論文では閉山前のコミュニティでの生活と、閉山に伴う家族の移動が子どもたちのライフコースに与えた影響を明らかにします。そのために、同郷会や同窓会を通じた追跡調査を行っています。その調査結果については、当時中学生だった子どもたちの、その後の高校・大学進学に明確な違いが見て取れることが浮き彫りにされています。

 なお、笠原論文の元となった論考も掲載されている『〈つながり〉の戦後史 尺別炭砿閉山とその後のドキュメント』(嶋﨑尚子、新藤慶、木村至聖、笠原良太、畑山直子子著、青弓社、2020.11)もすでに当館に寄贈していただいています。こちらは写真がふんだんに掲載されていて、読みやすいものですので是非多くの人に読んでいただきたいです。(谷合佳代子)

市民実行委員と共催した3つのイベントの報告

 エル・ライブラリーでは、当館だけの主催で行うイベントもありますが、実は労組や市民団体、個人のみなさんと共に行うイベントもかなりあります。10月から11月にかけては、そのような市民実行委員との共催・協力で行ったイベントが3つありましたので、簡単に報告します。会場はいずれもエル・おおさかです。

(1)晴野まゆみさん講演会 日本初セクハラ裁判から30年

 10月25日(火)、平日夜の開催という出にくい時間帯でしたが、40名の参加者が熱心に晴野さんのお話に耳を傾けました。講演後の質疑応答では質問がどんどん出て、予定時刻をオーバーして活気あふれる会となりました。この企画を呼び掛けてくれた市民のみなさんと共に実行委員会を組んで開催できたことが喜びです。

◆実行委員の牧口誠司さんのFacebookコメントより

 会社で受けた数々のハラスメント、上司に相談したら、なんと被害者である晴野さんの方が即日解雇されてしまったというとんでもない話、その後苦労の末提訴できた裁判の推移など、当時大変な状況で闘っておられたのだなぁと胸が痛くなりました。現代でも様々な事件が起きていますが、晴野さんが提起され、そして裁判で勝利された意義の大きさは言うまでもないでしょう。

質問でも思いのこもった発言が続き、それにたいして晴野さんが一つ一つ丁寧に答えられ、それにもまた心を動かされました。

 今回のイベントでは縁の下の力持ちとして活躍してくださった実行委員や当日手伝ってくださった方など、多くの尽力協力を得ました。心から感謝いたします。

 また、「朝日新聞」大阪本社版地域面10月22日付朝刊に中塚久美子記者が紹介記事を書いてくださったのもありがたいことでした。

 なによりも、セクハラ訴訟という「ファーストペンギン」の勇気ある行動に出られた晴野さんの、想像を超えるご苦労の一端を知ることができて、感慨深かったです。

 晴野さん、ありがとうございました。

 晴野まゆみさん講演会 日本初セクハラ裁判から30年 - エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

 

(2)スクリーンに息づく愛しき人びと 熊沢誠さんと語る映画の会

日比野敏陽氏撮影

 10月29日(土)午後、ご自身が「愛執」と語るほどの大の映画ファンである、労働経済学の泰斗・熊沢誠さんの講演会を開催しました。京都新聞社の日比野敏陽さんの協力で行ったこの講演会では、熊沢さんの最新刊『スクリーンに息づく愛しき人びと』のサイン会も開催し、熱心なファンが25名集まりました。

 熊沢さんのお話は、まるで今見てきたばかりの映画を語るかのような素晴らしい臨場感で、聞く人をうっとりさせました。講演会全体を2部構成として前半で「兵士の帰還 戦場と市民社会」、後半で「ケン・ローチ 下積みの人々を掬うまなざし」としていくつもの映画を紹介していただきました。熊沢さんならではの切り口による映画解説は、愛執とともにまた辛口批評も大変面白く、第3部の「会場とのディスカッション」の時間を大幅に削って熊沢さんに大いに語っていただきました。そこでは山田洋次監督への称賛と批判がユーモアも交えて開陳され、会場のみなさんは大いに聞き入ったことでした。

 熊沢先生、ありがとうございました! また続きをぜひ!

スクリーンに息づく愛しき人びと 熊沢誠さんと語る映画の会 - エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

 

(3)「ウクライナ南部のいま 戦時下の子どもと女性たち」玉本英子現地取材報告会

 11月11日(金)夜、玉本さんを含めて26名が集い、熱心にお話を聞き、映像を見つめていました。玉本さんの報告会は2015年から2回、エル・ライブラリーに小ぢんまりと開催していましたが、今回はコロナ禍対策のために大きな部屋を借りて行うこととしました。その結果、これまでの2倍以上の方に集まっていただくことができました。「朝日新聞」10月20日付朝刊大阪市内版にも取材記事と報告会のお知らせを加戸靖史記者が書いてくださったこともあり、参加者が増えました。

 「情報はタダではない」と静かに語り、「ジャーナリズムを支える一人になりたい」としてこの会合をずっと主催している社納葉子さんの言葉も胸にしみました。真実を知るために、真実を手に入れるために何ができるのか、何が真実なのか、「わたしもわかりません」と述べる社納さんの言葉は、情報専門職である図書館司書、情報を収集発信する図書館にとっても繰り返し問いかけるべきことだと思いました。

 玉本さんの現地取材の映像や写真はどれもわたしたちに問いかけるものであり、とりわけわたしにとっては図書館司書の女性が銃を持って市民防衛隊の訓練に参加している映像が衝撃でした。

 講演いただいた玉本英子さん、主催者の社納葉子さん、ありがとうございました。
この取材のためにどれだけ玉本さんがお金と時間と体力(生命)を使っておられることか、多くの人に知ってほしいと思いました。

 なお、この講演会は読売テレビに取材していただき、当日深夜のニュースで流れました。放送されたニュース映像は↓ (館長・谷合佳代子)

news.yahoo.co.jp

 

「ウクライナ南部のいま 戦時下の子どもと女性たち」玉本英子現地取材報告会 - エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

労働資料協総会・研修会参加記

 社会・労働関係資料センター連絡協議会(略称:労働資料協)の総会が10月24日(月)に東京都目黒区の日本鉄道福祉事業協会・労働資料館で開催されました。

 24日の総会では提案議事の質疑・採決のあと、各会員の近況報告がフリートークで行われましたが、ここ3年の新型コロナ感染による行動自粛の影響で費用面、人員面で運営に苦心している状況が報告されました。

アンジェイ・ワイダ監督の絵コンテ

 総会の終了後、労働資料館内の資料見学を行いましたが、その中でひときわ光るのは、ポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダが寄贈した絵コンテです。ワイダ監督がポーランド国内に眠っている日本美術品を展示するための美術館・併設の日本語学校の建設にJR総連JR東労組が資金協力し、そのお礼に絵コンテが贈られたものです。「地下水道」「灰とダイヤモンド」で映画ファンを感動させたワイダに、改めて日本との「接点」を再認識することなりました。

日本鉄道福祉事業協会労働資料館の見学

 翌日は国立国会図書館国会分館と旅の図書館の見学にいきました。

 国立国会図書館国会分館は本館より国会議員の業務の調査・情報収集に即応できるように国会内に開設されたものです。立法府の図書館の第一義的役割がそこにあらわれていますが、併せて国会議員の出身府県の新聞(地方紙)、また都心部では全国紙の支社別に収集されていて地方の細かい情報も読み取れるような配慮がされていることに感心しました。全国紙は公共図書館ではマイクロフィルム保管がなければ、東京本社の最終版の縮刷版しかなく、調べ物がとどこおることがあります。そのあと、参議院の内部を見学案内いただきましたが、通路がまっすぐ過ぎて方向感覚がなくなり、係の人がいなければ迷ってしまうかもしれないと感じました。おもわず、見学参観していただいた係官に「院内の動線はすべて頭に入っていますか」と尋ねましたが、「たしかに、頭にはいるのは、2.3年かかると思います、新入りの係官は初めは迷っていますよ」と笑いながら答えていただきました。見学者を誘導しながら的確に議事堂内を案内説明される姿にある種の「職人がたぎ」がみえました。

参議院、本会議場

 午後からは青山1丁目の旅の図書館の見学にいきました。旅の図書館は日本交通公社が運営する旅行・観光をテーマにした専門図書館です。単なる旅行対象地のパンフレットの収集ではなく、研究部門を設けて、専門性の高い資料の収集や大学の観光学部系への情報サービスの提供などで、観光に関わる人との情報ネットワーク構築の一助になる図書館を標榜していると感じました。おそらく旅行だけではなく、街づくり提案構築の基礎資料になるものも備えており、街を調べるための図書館のひとつになる可能性をもっていると思います。

旅の図書館を見学

 筆者は初めて総会に参加いたしましたが、収穫の多いイベントだと感じました。(文・写真ともエル・ライブラリーボランティア司書・森井雅人)

新着雑誌です(2022.11.15)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

労政時報 4044号 2022.10.28 (201428117)

ビジネスガイド No927 2022.12.10 (201428364)

月刊人事マネジメント 383号 2022.11.5 (201428299)

労働経済判例速報 2492号 2022.10.20 (201428208)

労働経済判例速報 2493号 2022.10.30 (201428232)

労働経済判例速報 2494号 2022.11.10 (201428174)

労働基準広報 No2116 2022.11.11 (201428141)

地域と労働運動 266 2022.10.25 (201428265)

賃金と社会保障 1811・1812号 2022.10.25 (201428323)

賃金と社会保障 1813号 2022.11.10 (201428331)

 

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祝!「労働関係図書優秀賞」の2著作

 当館資料を活用していただく機会も多い、お二人の研究者が揃って「労働関係図書優秀賞」を受賞されました。おめでとうございます!
 この賞は、JILPT(労働政策研究・研修機構)が授与するもので、JILPTのサイトによれば、「労働に関する総合的な調査研究を奨励し、労働問題に関する知識と理解を深めることを目的として」行われている表彰事業です。
 本年は、下記2冊が受賞されました。


青木宏之氏『日本の経営・労働システム―鉄鋼業における歴史的展開』(ナカニシヤ出版 2022年3月刊)
梅崎修氏『日本のキャリア形成と労使関係―調査の労働経済学』(慶應義塾大学出版会 2021年12月刊)

 二冊ともすでに当館に寄贈していただいておりましたが、私たちに寄贈本紹介を書く余裕がなく、ご紹介が遅くなってしまったことをお詫びいたします。
 梅崎氏の著書は本文と索引で384頁、青木氏の著書は本文と索引で274頁といずれも読見ごたえのある分量です。お二人ともオーラルヒストリーの研究者でもあり、いずれもその業績をこれまで重ねてこられた結果、今回の著作へと結実しました。梅崎氏は本書を上梓されるまでに15年に及ぶ聞き取り調査を続けてきました。オーラルヒストリーと聞き取り調査は重なる部分もあれど、正確には異なるものですが、いずれにしても調査票を作成し回答をもらい、実地に現場の人々にインタビューを行い文字起こしするという膨大な作業を繰り返す点では共通した地道な作業です。
 その蓄積の結果、新しい理論モデルの構築が目指されました。著者曰く、「三つのチャレンジ」として述べられていることは、①新しいモデルと測定指標の提示、②観察あ測定のこれまでの限界を超えること、③分析範囲の拡張、ですが、それぞれを詳しく説明するのは措いて、本書の目次を掲載しましょう。第1部、第2部、第3部・4部がそれぞれ三つのチャレンジにかかわる記述です。

序 章 問題、方法、意味

 第Ⅰ部 競争力の源泉としての技能
第1章 職場を構想する力――機械製造工場の事例
第2章 「探求」を促す組織と人事――粉体機器の製品開発

 第Ⅱ部 キャリア・マネジメントの諸相
第3章 職能別キャリア管理と長期選抜――同期入社の人事データ分析
第4章 非正規化と人材育成の変容――大学職員の事例
第5章 適正な仕事配分――メンタル不調者の復帰の事例

 第Ⅲ部 労働者の発言のゆくえ
第6章 問題探索のための協議――労使協議制の運営
第7章 中小企業の中の労使関係
第8章 三つの窓口――労使協議・団体交渉・苦情処理の比較
第9章 組合効果に雇用区分による分断はあるか――契約社員と正社員の比較

 第Ⅳ部 多層的な労使関係
第10章 労使関係の中の三者関係――常用型派遣事業の事例
第11章 キャリアを支援する労働組合――ワーク・ライフ・バランス施策の導入事例
第12章 二つの労働組合――中小労働組合運動の事例

 本書について、既に何本かの書評が学術誌に掲載されています。その一つ、玄田有史氏は「梅崎修は、労働研究の王道を往く探求者である」と絶賛されています(『キャリアデザイン研究』2022 年 18 巻)。

 また、樋口純平氏は「特筆すべきは,第10章の「労使関係の中の三者関係」であろう。この章は,常用型派遣事業の労使関係という特殊な事例を対象としたものであるが,評者には本書の3つのチャレンジを包括的に達成しているように思える」( 『日本労働研究雑誌』64巻7号, 2022-07,p.96)と高く評価されています。

 青木氏の『日本の経営・労働システム』はまだ発刊から7カ月ほどなので、ジャーナル(学術誌)への書評投稿は見当たらないのですが、今般の受賞を機に多くの評者によって言及されることと思われます。まずは目次を見てみましょう。

序章
第1章 1950年代における要員管理の進展―現場管理の歴史的起点
第2章 職務給化政策の意義
第3章 職長改革
第4章 職能資格制度の導入―ランクヒエラルキーの成立
第5章 部門業績の目標管理制度の形成
第6章 請負労働者の組織化と処遇改善
第7章 請負関係の高度化―2000年代の新展開
第8章 経営戦略と労使関係―日本の労働者の影響力
終章

 青木氏はこれまで鉄鋼関係のオーラルヒストリーをいくつも作成しており、当館にも7冊恵贈されています。梅崎氏と同じく15年をかけたオーラルヒストリーの蓄積の上に本書の理論的彫琢はありえました。

 「現代日本の経営・労働システムとは、①業務に関する統制と交渉が職場集団内の合議として一体的に行われること、②その連鎖が組織末端にまで広がっていること、③そのために労働組合もこの組織メカニズムに即して活動を展開していること、などの特徴を持つ組織・制度体系である」(p.26 )という分析概念を手掛かりとして、本書は

「経営組織内で労働給付の質量がどのように決められているのか、労働側はそこにどのように影響を与えているのか、さらにそうした制度と運用がシステムとしての体系を持っているとすれば、それがどのような歴史的過程で作り上げられたのか」(p.26)を明らかにすることを目的としています。

  豊富な図表を用いて1950~60年代の職務分析が行われていく様は興味深いです。各章における分析結果が研究史にどのように貢献したか、そのまとめが終章に書かれています。曰く、①鉄鋼労働研究への貢献、②労働調査研究への貢献の大きく二つ。それぞれ先行研究への批判や、先行研究の不十分点を補う実態分析や論点提示など、新たな視点を提示しています。個人的には、労働側の発言力の源泉について解明された点にそそられました。

 2冊ともこれからじっくり読ませていただきます。(谷合佳代子)

「ウクライナ南部のいま 戦時下の子どもと女性たち」玉本英子現地取材報告会

 これまで中東を中心に取材をしてきたアジアプレスの玉本英子さんが、今年7月から8月下旬まで一か月間にわたりウクライナ南部地域を取材しました。ロシア軍まで4キロの前線の様子や、ロシア軍からのミサイル攻撃の被害者、東部から命がけで脱出した日本アニメ大好きな避難民の少女、地下避難所など、最新の取材映像を見せながらお伝えします。

(上の写真)取材中の玉本英子さん。この日の朝にロシア軍のミサイル攻撃によって破壊されたアパートの前に立つ。©アジアプレス

 今回の取材を通して、ウクライナへの支援と中東への支援の格差を痛感したという玉本さん。物的支援も情報量もかくだんに違うのはなぜなのか。さまざまな想いも語っていただきます。

(写真↑)ロシア軍のミサイル攻撃でアパートの部屋を破壊された女性と息子が身を寄せる仮住居。支援物資の食料が頼りだった。©アジアプレス

(写真)市民防衛隊の訓練に参加した女性 ©アジアプレス

講師プロフィール

玉本英子(たまもと・えいこ)アジアプレス映像記者

東京生まれ。デザイン事務所勤務をへて94年よりアジアプレス所属。中東地域を中心に取材。04年ドキュメンタリー映画「ザルミーナ・公開処刑されたアフガニスタン女性」監督。

イラク・シリア取材では、NEWS23(TBS)、報道ステーション(テレビ朝日)、報道特集(TBS)、テレメンタリー朝日放送)、シブ5時(NHK)などで報告。第54回ギャラクシー賞報道活動部門優秀賞。第26回坂田記念ジャーナリズム賞特別賞。

【報告会概要】

日時:2022年11月11日(金)19:00~20:30(18:30開場)
会場:エル・おおさか(大阪府立労働センター)701号室
アクセス:http://www.l-osaka.or.jp/access/
参加費:1000円(資料代込み)。カンパ歓迎
主催:玉本英子さんとジャーナリズムを考える会実行委員会
後援:エル・ライブラリー
定員:30名
問合せ・予約:leaf[*]handworks.jp 社納葉子まで([*]を半角@に替えてください)。メールのタイトルを「玉本英子ウクライナ取材報告会申し込み」とし、お名前をお知らせください。
懇親会:無し
参加者にお願い:マスクの着用、会場受付で手指消毒・体温測定にご協力ください
参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/byline/tamamotoeiko

【オプション企画】エル・ライブラリー見学会

社会運動・労働運動の100年の歴史資料を所蔵するエル・ライブラリーの貴重書庫ツアー

・11月11日(金)17時過ぎから1時間程度。
・申し込みはエル・ライブラリーhttps://shaunkyo.jp/contact/ まで、
「11月11日の見学会に参加希望」と書いて、お名前とメールアドレスを必ず記載のうえ、所属(または関心のある分野)をお知らせください。
・定員6名、最小催行人員2名。
・見学会は無料。