エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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スタッフコラム

感謝!500回(その1)

千本が担当しています「新着雑誌紹介」のブログ記事が500回を超えました。これもエル・ライブラリーを12年4カ月続けてこられたからこそです。皆さまのご支援に深く感謝申し上げます。 労働・労務関係の雑誌の目次をブログに掲載するという作業自体はエル・ラ…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第8回 職場新聞(1) 職場新聞は、近江絹糸紡績各工場の職場単位で刊行されている新聞である。ここで言う「職場」とは、絹糸紡績、綿・スフ紡績等それぞれの製造工程(製綿、精紡など)と対応している。辻資料に含まれている職場新聞は彦根支部のものが…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第7回『団結のために』[1956年] 辻氏は、らくがき運動推進のために「アッピール」の必要性を主張した。当時の近江絹糸紡績では、生産工程ごとに職場の要求や課題が多様なうえ、配置転換もなかった。このため、各職場の要求を支部や組合のものとして全…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第6回『ラクガキ運動のために』 (ラクガキ班編集 彦根支部教文部1956年) らくがき運動を通じ、各職場で大量に出てきた表現物で本に掲載し切れなかったものを職場文集などの発行により、自分たちで発表していこうという試みが出てきた。その中で、らく…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第5回『第一回編集委員会のまとめ』 (近江絹糸紡績労働組合[1955年]) 近江絹糸労働組合は人権争議終了の翌年、1955年6月、組合結成1周年記念文集の出版を計画し、作品を募集したが、応募者は限られ原稿が集まらなかった。その後、各支部の教文部の代…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第4回 詩集『暗いなかに笑顔が』(彦根の詩サークル『熔岩詩人集団』) 写真は、『暗いなかに笑顔が』(熔岩詩人集団,1955.12.20)の表紙 表紙:中川壽一 『熔岩詩人集団』の発行資料として、辻資料の中には、同人誌『熔岩』以外の作品集も収められてい…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第3回 『熔岩』19号近江絹糸特集号ほか(彦根の詩サークル『熔岩詩人集団』) 写真は、『熔岩』19(熔岩詩人集団,1954.6.30)の表紙絵及び挿入版画 題字:江口 峻 表紙絵:中川壽一 『溶岩』19号(1954年6月30日)は,近江絹糸特集号である。『熔岩』同…

大阪社会運動物故者顕彰・追悼式と大阪社会運動顕彰碑除幕式

第51回大阪社会運動物故者顕彰・追悼式 2020年10月18日(日)、第51回大阪社会運動物故者顕彰・追悼式を挙行しました。今年の新顕彰者は19名、これまでの顕彰者と合わせて2020年10月現在1791名が顕彰されています。 第51回大阪社会運動物故者顕彰・追悼式 新…

労働史オーラルヒストリーの新しいコンテンツを公開

山中庸右氏(元上新電機株式会社労働組合)のオーラル・ヒストリーを公開しました(2020年7月28日) 。「上新電機事件」と呼ばれる1990年代の社内抗争と労使関係についてのご苦労を中心に語っていただきました。 聞き手は梅崎修氏(法政大学)ほかです。 山…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

連載第2回 『斗う友のために』(彦根の詩サークル『熔岩詩人集団』) 1954(昭和29)年6月2日、近江絹糸紡績大阪本社で結成された新労働組合が、前近代的な労務管理に対し、新労働組合の即時承認、拘束八時間労働の確立、仏教の強制反対、信書開封・私物検査…

所蔵資料紹介~辻󠄀保治資料(近江絹糸紡績労働組合関係資料)

2019年度より当館特別研究員に就任した下久保恵子による「所蔵資料紹介」のシリーズを始めます。まずは辻保治旧蔵資料からいくつかの同人誌や職場新聞などをピックアップして紹介していきます。第1回は『熔岩』を取り上げます。 1.『熔岩』(彦根の詩サー…

れいこちゃん記念文庫のささやかな募金活動

今日6月6日は井上れいこちゃんのセカンドバースデー(命日)です。れいこちゃんは1年間小児がんと闘い、2012年に11年の短い命を閉じました。 エル・ライブラリーのサポーターであったれいこちゃんを悼み、れいこちゃんの闘病を支えたNPO活動を支援するために…

当館資料の活用成果「家族賃金観念の形成過程」

当館所蔵資料を利用した研究成果がまた一つ公開されました。社会政策学会の機関誌『社会政策』に掲載された最新の論文です。 法政大学の梅崎修先生を代表とする科研費プロジェクトの成果でもあります。 本稿の目的は、「人権争議」として名高い近江絹糸争議…

全林野文化資料室の資料移管・搬出作業

1月30日(木)、館長・谷合が東京都町田市まで出向いて、「全林野文化資料室」の所蔵資料を当館に移管するための搬出作業を行いました。 作業に当たっては「市民アーカイブ多摩」(東京都立川市)を拠点に活動されている「ネットワーク・市民アーカイブ」に…

『炭都と文化-昭和30年代の三池・大牟田-』第3版発行されました

2018年7月に紹介した『炭都と文化 昭和30年代の三池・大牟田』は、長らく在庫切れとなっておりましたが、このたび内容を追加して第3版が限定200部出版されました。 ※内容詳細は↓ http://l-library.hatenablog.com/entry/2018/07/21/000000 書店では入手困難…

論文「スクリーンの『ニコヨン』たち」公開される

2018年3月2日に鷲谷花さんと共に開催した映画と幻灯上映会から生まれた論文がWEBで公開されました。 題して、 ”スクリーンの「ニコヨン」たち―失業対策事業日雇労働者の映像文化史” 鷲谷花[著]、『映像学』102巻所収 全文がオープンアクセスになっていますの…

図書館総合展参加記

11月12日(火)~11月14日(木)にパシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい)で開催された「第21回図書館総合展(主催:図書館総合展運営委員会)」に「saveMLAK」というプロジェクト・グループの「展示番」として行ってきました。エル・ライブラリーも参加…

第50回大阪社会運動物故者顕彰・追悼式を開催しました。

2019年10月14日(月祝)、第50回大阪社会運動物故者顕彰・追悼式を開催しました。 参加者は320名。記念すべき50回の式典ということで多くの方が参加されました。 大阪社会運動顕彰塔は来年新顕彰碑に建て替え予定のため、顕彰塔に感謝と哀惜を捧げながら閉扉…

ICOM京都大会に参加しました

既報のように、9月1日~7日まで京都で開催されたICOM(国際博物館会議)に当館館長谷合が参加し、9月3日にはエル・ライブラリーを紹介するスピーチを行いました。谷合が参加したのは9月2日~4日の3日間です。 ICON京都大会開会パーティに先立つ地元自治体首…

医学系雑誌引き取り希望

医学系雑誌4タイトルのバックナンバーがでてきました。 引き取ってくださる機関がありましたらご連絡いただけますでしょうか。 ご覧の通り、あまり状態はよくないのですが‥‥。 『ソヴィエート医学 = Советская медицина』京大ソ医研 [編], 京都大学ソヴィエ…

れいこちゃん記念文庫開設6周年

本日、2019年6月6日は井上玲子ちゃんのセカンドバースデー(玲子ちゃが星になった日)です。そして、れいこちゃん記念文庫という小さなメモリアル・コーナーを開設してちょうど6年を迎えました。 れいこちゃん記念文庫は、小児脳腫瘍のため2012年に11歳で亡…

神戸映画資料館の「収蔵フィルムで辿る組合映画史」上映会にいきました

ボランティアの森井です。 労働組合が制作した映画によって労働運動・社会運動の歴史を振り返る上映会が5月18日・19日・25日・26日の土・日にJR新長田駅南の神戸映画資料館で開催され、筆者は4日間すべて見てきました。組織統合などの変遷のせいで組合自身が…

「中央区のまちライブラリー〜誕生から今日まで〜」

開催中の「まちライブラリーブックフェスタ2019」の期間中イベントとして、エル・ライブラリー近くの「ISまちライブラリー」にて、大阪市中央区のまちライブラリー勢ぞろい!という交流会が本日(2019.5.17)開催されました。 14か所のまちライブラリーな…

合評会、研究会など開催しました

先週行われた催し2つ(主催、協力)についてご報告。 社会運動史研究の現在地 ——『社会運動史研究』第1巻合評会 社会運動史研究の現在地 ——『社会運動史研究』第1巻合評会(2019.5.10) 5月10日(金)、エル・ライブラリーにおいて開催しました(20名)。 合…

ボランティア・市民活動ライブラリー訪問記

桜が満開で人だらけの天満橋駅近くにある、大阪ボランティア協会さんの事務所を当館の館長・谷合と館長補佐・千本(ちもと)が訪ねました。こちらは「ボランティア・市民活動ライブラリー」という図書室を備えておられます。エル・ライブラリーから徒歩5分の…

映画「金子文子と朴烈(パクヨル)」連携ミニ展示

2月16日(土)全国公開される韓国映画「金子文子と朴烈(パクヨル)」の公開を記念して、エル・ライブラリーでは関係資料のミニ展示を行っています。 この映画は、大正時代のアナキスト夫妻の激烈な生と死を破天荒に明るく、そして力強く描く作品です。特に…

【祝!キネマ旬報監督賞、脚本賞】ミニ展示を延長「菊とギロチン」

当館で7月末からタイアップ企画として関連書籍や映画のオリジナル手ぬぐい、バッジなどを展示していた「菊とギロチン」コーナーについて、そろそろ展示替えの予定だったところ、昨日、本作がキネマ旬報ベストテンを受賞したことがわかったため、急遽展示を1…

「炭鉱の記憶と関西」展から新たなスピンオフ作品が

2017年5月から6月にかけて当館が関西大学と共催した巡回展「炭鉱の記憶と関西 三池炭鉱閉山20年展」の主催者のひとつである「関西・炭鉱と記憶の会」のメンバーが次々と新たな作品を生み出しています。 ”人間ミュージアム”こと前川俊行さんはずっと三池炭鉱…

他にないかも?

どこからともなくでてきたこの製本雑誌、ごらんのとおりいかにもどこにでもありそうなタイトルと体裁なのですが、どうも他に所蔵がなさそうなのです。 『官公法令』, 日本労働通信社発行 Vol.1,no.1-no.4,Vo2.1,no.1-no.26(1949.11-1950.10) いまのところ、…

開館10周年記念イベント盛会

12月9日(日)に開催した「エル・ライブラリー10周年、法人設立40周年記念講演会 働くひとびとの記録を未来に伝え、歴史を編む」が80名の参加で盛況裡に開催できたことを喜びととともに報告いたします。参加者の内訳は、『大阪社会労働運動史』10巻執筆者40…