メディア情報
「毎日新聞」デジタル版6月22日付(紙面版7月19日)に掲載された記事の中で当館のレファレンスに言及していただきましたので、遅ればせながら紹介いたします。 この記事は、『白い巨塔』『大地の子』などの小説で知られる山崎豊子生誕百年を期して、彼女が毎…
この半年ほどの間に当館スタッフが執筆した著作を2回に分けて紹介する2回目は、雑誌の連載を取り上げます。 社会運動史研究者がスポットワークをやってみて 黒川伊織[著], 『POSSE』54~56号, 2023.8~2024.3 黒川は当館の特別研究員かつ神戸大学特別研究員…
この半年ほどの間に当館スタッフが執筆した以下の著作を2回に分けて紹介します。 ①「労働アーカイブズの現状と課題 ―法政大学大原社会問題研究所の事例より」を聴講して 森井雅人[著], 日本アーカイブズ学会『アーカイブズ研究』第39号, 2023.12 ②社会運動史…
研究会「職場の人権」が主催する合評会の動画が公開されています。当館の館長谷合も登壇。 ◆2024年1月20日開催 第231回研究会 報告集熊沢誠氏最新刊『イギリス炭鉱ストライキの群像 新自由主義と闘う労働運動のレジェンド』を読む報告者①大阪経済大学 伊藤大…
『占領軍による人身被害調査資料集 』(第2期)第7巻(六花出版)に当館所蔵資料が収録されました。 復刻された資料名は、 『人間の生命六万円也?! : 占領下の犠牲者を救おう』全国調達庁職員労働組合 1958年発行、という小冊子です。 このシリーズの紹介…
当館資料も活用されたエッセイを寄贈いただきました。それは、かの有名な『女工哀史』(細井和喜蔵著、1925年)のもう一人の作者と呼ばれている、高井としをの自伝『わたしの「女工哀史」』について書かれた歴史エッセイです。 著者は元教員の阪上史子さんで…
研究者の論文や博士論文などに当館の資料を活用いただくことは多いのですが、卒業論文ではなかなか使いきれない学生さんもおられるので、これまであまり活用事例はありませんでした。また、たとえ卒論に当館資料を使ったとしても、その結果を報告に来てくだ…
このたび、映画研究者の鷲谷花さんがご著書『姫とホモソーシャル』でサントリー第45回学芸賞を受賞されました。おめでとうございます! 鷲谷さんは幻灯研究者としてもすぐれた成果を残しておられる方で、これまで何度も当館とともに幻灯上映会を開催していた…
2023年11日5日(日)朝刊に掲載された、大島三緒さんが執筆された記事です。 「ストライキなき日本、「もの言わぬ社会」が変わるとき」 今年の西武・そごうストと70年万博ストライキをからめてストライキについて考える、力のこもった記事です。物言わぬ時代…
「知られざる運動家たち(2) 桂あや子」(戦後労使関係史余滴 第38回) 仁田道夫 [著](『中央労働時報』1307号28~31頁/2023.9/B5判) 公益社団法人全国労働基準関係団体連絡会が発行する月刊紙『中央労働時報』は、「労使関係と労使紛争の専門紙」として1…
館長・谷合佳代子が雑誌『ライブラリー・リソース・ガイド』の「司書名鑑」シリーズのインタビューを受け、記事が掲載されたのは2014年2月のことでした。そしてこの度、このシリーズを再録し、さらにインタビュイー31人全員が当時を振り返って今思うことを追…
報告が遅くなりましたが、去る2月4日にオンラインで開催された、当館特別研究員黒川伊織の著作『戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト―1920-1970年』(有志舎、2020年)の合評会について報告いたします。 ◆主催者Webサイトより 黒川伊織著『戦争・革命…
当館の取材記事が、「paperC」という大阪の文化情報を発信するWebメディアに掲載されました! 本紙は2011年11月に設立された「一般財団法人おおさか創造千島財団」の機関紙であり、大阪府内で注目されるアート・カルチャー情報(イベントやニュース)をジャ…
早くも1年近くが経とうとしている、当館初の司書課程実習生受け入れ。昨年9月に同志社大学の学生さん1名に5日間の実習を経験してもらいました。その時の報告が『同志社大学図書館学年報』第47号(2022.3.31)に掲載されています。 実習生は同志社大学全体で52…
ここ半年ほどの間に公刊された、当館スタッフの論文や記事をご紹介します。当館所蔵資料の活用成果の一つとしてご高覧ください。 当館特別研究員の黒川伊織が執筆した「戦後大阪の革新勢力 : 一九六〇年代を中心に」 (特集:社会運動の一九六〇年代再考)は、…
長島祐基「産業別労働組合と演劇サークル ―全損保大阪地協演劇部から劇団大阪へ―」『大原社会問題研究所雑誌』no.762(2022.4) 当館の資料を利用して書かれた論文の抜き刷りを著者から寄贈していただきました。この論文については今年2022年4月に法政大学大…
2021年12月に早稲田大学で開催された「アーキビスト座談会:アカデミックリソースとしてのアーカイブの現在」に館長谷合佳代子も登壇しました。その様子を文字起こしされた記事が公開されました。 『Intelligence インテリジェンス』no.2220世紀メディア研究…
『グローバル時代における関西の位置と社会経済問題の解決を考える』関西大学経済・政治研究所 2022/3/22 研究双書 ; 第174冊 ※黒川伊織論文の抜き刷りをエル・ライブラリー内で配布中 当館特別研究員・黒川伊織が関西大学経済・政治研究所の委嘱研究員とし…
当館館長・谷合も筆者の一人である新刊書を紹介します。 『大学的大阪ガイド ―こだわりの歩き方』大阪公立大学現代システム科学域 編、住友陽文, 西尾純二責任編集 昭和堂 2022.4 412ページ 定価2,640円(税込) 「はじめに」において、責任編集者の住友陽文…
世の中はウクライナでの戦争に耳目が集まり、それはそれは悲惨な状況が連日報道されています。図書館は平和の礎の一つと考えている私はこの状況に何ができるのかと思いをめぐらせています。図書館に戦争を止める力はありませんが、戦争に至らない道を探す知…
ここ数か月の間に発行された、当館に関する記事などが掲載されている資料をいただきましたので、ご紹介します。発行日順に以下の通りです。 ①『LRG : Library resource guide』第37号, 2021.11.21, アカデミック・リソース・ガイド 「特集 いま、Library of …
沢井 実著(名古屋大学出版会/2021年9月/A5判 258頁) 本書は、高度成長期における職業教育・職業訓練の変遷、およびそれを支えた教育・訓練思想の検討を通じて、技能形成の戦後史をたどったものである。 高度成長期の高校進学率の急速な上昇により、従来…
当館資料を活用した成果物を2件頂戴しましたので、紹介します。 一つは、近現代資料刊行会が発行された『昭和期の都市労働者:資料集』です(上の写真)。当館が資料を提供した4冊(第9巻、第10巻、第14巻、第17巻)を寄贈いただきました。 このシリーズでは…
1997年に閉山した三池炭鉱の町として有名な福岡県大牟田市から写真のような立派な「市史」が届きました。現代史編だけで2分冊、大変な重量があります。なぜこれが当館に寄贈されたのかと言えば、この別冊である『三池炭鉱近現代史編』に当館館長・谷合佳代子…
2011年の東日本大震災発生以来、当館スタッフは図書館・博物館・文書館・公民館などの震災復興支援のネットワークボランティア「saveMLAK」のメンバーとして活動を続けてきました。 saveMLAKでは、東日本大震災だけではなく、その後も続く水害・震災等で被災…
この1年間ほどの間に、いくつかの図書・論文で当館所蔵資料を活用していただいていますので、ご紹介します。また、当館スタッフが執筆したエル・ライブラリー紹介記事についてもご報告を。 (1)資料活用の成果:論文と図書 ・ 長島 祐基「戦後大阪の演劇運…
当館に寄託されている資料を基に、新たに大阪大空襲の被害者運動に関する資料目録と会報の復刻版が掲載された冊子が刊行されました。詳しくは下記「朝日新聞」記事(2021.8.13夕刊)をご覧ください(有料会員記事なので全文を読むためには会員登録が必要です…
2021年5月17日付「毎日新聞」大阪本社版の大阪市内地域面に、「労働の歴史 明日への鍵に」と題して野口由紀記者が当館の記事を掲載してくださいました。 記事の紙面写真は下に掲載していますが、著作権保護のために本文は読めなくしています。なお、WEB版の…
2020年10月18日に除幕式を行った「大阪社会運動顕彰塔」の「新顕彰碑」について、「日本経済新聞」2020.11.9付に掲載されました。 大阪城公園の中にある二つの塔を素材に書かれた記事です。一つは当法人が設置運営する社会運動顕彰塔であり、もう一つは日本…
法政大学大原社会問題研究所の歴史ある学術誌『大原社会問題研究所雑誌』の2020年7月号に当館特別研究員・黒川伊織の責任編集による特集記事が掲載されています。 全文pdfで読めます。 大原社会問題研究所雑誌 詳細ページ | 当法人が40年にわたって編纂を続…