エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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『大逆事件』割引販売

 ルポライター田中伸尚氏の最新刊、『大逆事件 ― 死と生の群像 ―』(岩波書店)をエル・ライブラリー内で割引販売します。
 2010年は大逆事件100周年にあたります。事件後の遺族の生き様を聞き取った、10年に及ぶ渾身の取材の成果が上梓されました。大量の資料を縦横に用いて事件をあぶり出し、「その後の大逆事件」を描きます。

 読み応えたっぷりの同書を以下の割引料金で販売しますので、お買い求めください。

定価2835円→サポート会員価格:2600円に(非会員は2700円)

  • 田中 伸尚(たなか・のぶまさ)

1941年生まれ。朝日新聞記者を経て、ノンフィクションライター。『憲法を獲得する人びと』(2002年)で第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞。『ドキュメント昭和天皇』(全8巻、緑風出版)など著書多数。  

出版社のデータより。

日露戦争を経て韓国を併合し,植民地帝国と化していく大きなうねりの中で,天皇制国家が生み出した最大の思想弾圧事件「大逆事件」.巻き込まれた人びとの死と生,遺族の苦しみ,タブーをめぐって変容する社会意識,そして権力に抗う民衆の姿.100年もの時を経て綴られる群像劇が日本史の暗部を照らし出す
四六判・上製・カバー・320頁
定価 2,835円(本体 2,700円 + 税5%)
ISBN978-4-00-023789-5 C0036