6月6日は「れいこちゃん記念文庫」開設2周年にあたります。つまり、井上玲子ちゃんの3回目の「セカンド・バースデー」(3周忌)です。早いもので、れいこちゃんが亡くなってから3年が経ちました。
これを機に、れいこちゃん記念文庫で集めていた、チャイルド・ケモ・ハウスへの寄付金をまとめて当NPO法人に送金しました。
- 募金箱:1,267円
- れいこちゃん記念文庫基金から:9,000円
- 合計:10,267円
れいこちゃん文庫は、小児脳腫瘍のため11歳で亡くなった、エル・ライブラリーのサポーターれいこちゃんを悼み、難病とともに生きる子ども達と家族を支えるNPOの情報収集・発信を通じて、活動を支援するために設置しました。
(玲子ちゃんの父、井上昌彦さんは玲子ちゃんが亡くなった日を「セカンド・バースデー」と呼んでおられます)
文庫の説明はこちらをご覧ください→ http://shaunkyo.jp/reikobunko.html
<チャイルドケモハウス>
- 募金箱を設置してリーフレットを配布しています。
- チャイルド・ケモ・ハウスの公式サイト: http://www.kemohouse.jp/index.html
「チャイルド・ケモ・ハウス」とは小児がん治療中の子どもたちとその家族のQOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した日本で初めての専門治療施設です。
「チャイルド・ケモ・ハウス」では、自分の家のような環境で家族が共に暮らしながら小児がん患者が安心して化学療法(抗がん剤治療)を受けることができます。専門施設では医療機関と連携して、小児がんと診断された患児の化学療法をおこないます。
入院経験のある患児や家族の意見を取り入れて、アメニティを向上させるほか子どもの発達と化学療法中特有の心身の状態をサポートする専門人材の育成に取り組みます。将来的には、同様の施設が全国にいくつか設立されることで、小児がんになったすべての子どもが、笑顔で家族と共に治療を進めることができるような環境作りを目指したいと考えています。
今回の寄付を以て記念文庫基金は0円となりました。チャイルド・ケモ・ハウスへのご寄付は館内設置の募金箱で再び募集いたします。また、その他のNPOの情報収集のための基金も引き続き募集しています。寄付のお申し込みは当館までご一報を。図書カードによる寄付も承っております。(谷合)
※れいこちゃん記念文庫への寄付者一覧:井上昌彦、岡本真、加藤学、筒井弥生、谷合佳代子、千本沢子(敬称略)。