新着雑誌です(2018.5.18)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

労政時報 3951号 2018.5.11・25 (201313079)

労務事情 No1362 2018.5.15 (201312857)

ビジネスガイド No855 2018.6.10 (201313046)

労働経済判例速報 2340号 2018.5.10 (201312790)

旬刊福利厚生 No2247 2018.5.8 (201312824)

月刊人事労務 351号 2018.4.25 (201312899)

労働法律旬報 1911号 2018.5.10 (201312923)

労働法令通信 No2484 2018.4.28 (201312956)

労働法令通信 No2485 2018.5.8 (201312980)

労働法令通信 No2486 2018.5.18 (201313012)

労働法令通信 No2486 2018.5.18 (201313012)

 

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「著者に会おう!竹中恵美子さん(88歳)と語る」を開催しました(2018.5.13)

「著者に会おう!竹中恵美子さん(88歳)と語る」を開催しました(2018.5.13)。
http://l-library.hatenablog.com/entry/2018/04/20/183421

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あいにくの土砂降りの雨の中、17名の方にご参加いただきました。

米寿を迎えられた竹中先生はいつもながらにチャーミングなご様子でした。「2,3人ほど集まられるだけかと思っていたのに、こんなにいろいろな方に来ていただいて光栄です」とのこと。

なんと大阪市立大学時代の教え子の男性の方々(1962年ごろ入学!)も参加されて、学部でのゼミナールについての思い出話(マルクス資本論』を一行一行読んだとか)や、「あなたたちの学年には田宮高麿がいたわね」と竹中先生がおっしゃったりなど、50年以上昔の話で盛り上がりました。

女性の参加者には竹中先生の著書を心の支えに労働者生活を送ることができたという方や、現実の労働生活の中から生まれる疑問や思いを竹中先生のお話で整理、昇華してきたという方々も。

このように女性労働者を導いてこられた竹中先生ですが、女性であるがための困難の中で「背水の陣」の思いで研究者生活を続けてこられたご自身もまた女性労働者たちと共にあったことが、参加者や先生のご発言から感じられました。

若い研究者や院生の男性たちが参加してくださったのに非常に心強い思いがしました。

 

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 ご自身の来し方を振り返って「いろいろありました」としながら、ご自身の研究については「常に課題が新しく生まれ、終わりはない」とおっしゃる竹中先生、これからもどうぞお元気でいていただきたいです。(千本)


なお、竹中恵美子文庫を有するドーンセンター情報ライブラリーでは
「ドーンと!大公開! 女たちのミニコミ・コレクション」(まちライブラリーブックフェスタ2018)を5月27日まで開催中です。
https://www.facebook.com/dawncenter.info/photos/pcb.2052619668351778/2052618838351861/?type=3&theater

クラブコスメチックス文化資料室の特別展開催中

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 初めてクラブコスメッチクス文化資料室の展示を見学してから、あっという間に6年が経っていたことに今更気づいたのですが、久しぶりに企画展を拝見して、相変わらず素晴らしい内容なので感服してまいりました。

 前回は谷合・千本の二人でお邪魔しましたが、今回は業務の都合上、谷合一人の見学となりました。5月12日(土)の学芸員によるギャラリートークに合わせて参上し、多くの来場者でにぎわう中を30分ほど解説を聞かせていただきました。その後も中谷学芸員に根掘り葉掘りいろいろ質問をして、お土産の一筆箋(なんと、手作り!)も頂戴して大満足。

 会場には同社化粧品ファンの女性たちが何人も詰め掛けておられました。偶然にも、帰りの地下鉄の駅のベンチでそのお客様たちと隣合わせになり、おしゃべりに花が咲くというおまけ付き。

 さて、展示は、 「文化としてのお化粧品 ―現在に受け継ぐ確かな思い―」と題して、「中山太陽堂が化粧品を文化と考え、【品質優良な商品をより多くの人に届け喜んで頂くこと】を目指した、現在に受け継がれるその思い。近代化を目指した日本において、企業活動をとおして発信し続けたその文化」を紹介するものです(ミュージアム - クラブコスメチックスより)。

 創業時の中山太一の思い、そして先進的な広告もまた文化であるとして情報発信を続けてきた歴史がいろいろな記録文書やポスター、報道記事などからわかります。

 展示室入口に置かれたテレビモニターに映し出されるのは、日本初(たぶん)のコマーシャルアニメ映像。これは神戸映画資料館が所有しているフィルムから見つかったものをデジタル化したもの。中山太陽堂時代の「カテイ石鹸」販売用の宣伝フィルムで、1920年代初頭の貴重な映像です。

 ギャラリートークは5月26日(土)にも行われます。会期は5月31日までですので、お急ぎください。入場無料です。

 展示会詳細はこちら。ミュージアム - クラブコスメチックス

  下記は、千本沢子が書いた、2012年の展示会見学記。クラブコスメチック社の歴史などに言及しており、写真もたくさんあるのでぜひご参照を (谷合佳代子)。(写真提供:株式会社クラブコスメチックス文化資料室)

l-library.hatenablog.com

著者に会おう! 竹中恵美子さん(88歳)と語る

2018.5.15追記:満員盛況裡にイベントを終えました。豪雨の中をご来場くださったみなさま、ありがとうございました。詳細は後日掲載します。

 

 残席わずかとなりました! お申込みはお急ぎください。

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 恒例となりました、「まちライブラリー ブックフェスタ」2018に今年もエントリーしています。
 今年はドーンセンター情報ライブラリーと共同企画を展開します。

 4月28日から5月27日の期間中、当館内において「ドーンセンター所蔵 竹中恵美子文庫」を紹介し、「同一労働同一賃金」をテーマにした資料展示を行います。

 いっぽう、当館の女性労働団体のミニコミをドーンセンターで展示していただきます。

 5月13日(日)午後には、米寿を迎えた竹中恵美子氏をお招きするイベントも
予定しています。著作の紹介や研究の思い出話を語っていただき、竹中恵美子氏に学んだ人びとの歓談を行う、気軽な会です。お茶とお菓子も用意します。差し入れ歓迎!
 奮ってご参加ください。

<竹中恵美子>
1929年岐阜県生まれ。大阪市立大学名誉教授。専門は労働経済学。
『戦後女子労働史論』(有斐閣、1989年)ほか著書多数。
『竹中恵美子著作集』(全7巻 明石書店)あり。


<開催情報>
開催日時:5月13日(日)14:00〜16:00(予定)
開催場所:エル・ライブラリー

地図:https://shaunkyo.jp/access/

参加費:無料(カンパ歓迎)
主催者:エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)
申込先:lib@shaunkyo.jp
定員:15名(5月10日、残席3)

新着雑誌です(2017.5.10)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌は閲覧のみです。貸出はできません。

労政時報 3950号 2018.4.27 (201312832)

賃金事情 No2761 2018.5.5 (201311651)

労務事情 No1361 2018.5.1 (201311685)

人事実務 No1184 2018.5.1 (201311628)

月刊人事マネジメント 329号 2018.5.5 (201099074)

企業と人材 1063号 218.5.5 (201312717)

労働経済判例速報 2339号 2018.4.30 (201312865)

労働法学研究会報 No2668 2018.5.1 (201318741)

労働法律旬報 1910号 2018.4.25 (201099082)

賃金と社会保障 1704号 2018.4.25 (201312774)

旬刊福利厚生 No2246 2018.4.24 (201312808)

地域と労働運動 2012 2018.4.25 (201312667)

 

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「同一労働同一賃金」をテーマにブックフェスタ開催中!

 4月28日から一か月間開催される、「まちライブラリーブックフェスタ2018」に当館も参加しています。

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 当館では「同一労働同一賃金」をテーマに、大阪市立大学名誉教授の竹中恵美子氏の著作を展示しています(上の写真)。また、5月13日(日)には、「著者に会おう」と題して、ナマ竹中恵美子先生にお会いできる、お気軽お気楽な茶話会も予定しています。

l-library.hatenablog.com

 それでなくても狭いエル・ライブラリーの閲覧室にところ狭しを展示した竹中著作は、著者ご本人の蔵書と当館蔵書に加えて、ドーンセンター情報ライブラリーの「竹中恵美子文庫」からもお借りしました。 

 ドーンセンターとのコラボ企画によって互いの資料を貸借し、ドーンセンターでは「女性たちのミニコミ展」が開催されているので、当館からも出品しています。

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 ドーンセンターとエル・ライブラリーとは徒歩7分ほどの距離です。ぜひ両館とも人お立ち寄りいただき、ブックフェスタのスタンプラリーにご参加くださいねー。当館でもスタンプラリー用のカードを配布しています。 

machi-library.org

 展示している著作リストは下記の通りです。

  タイトル 所収誌または出版者 所蔵者
1 男女賃金格差と男女同一労働同一賃金原則についての一考察 経済学雑誌 29巻3・4号 1953 著者
2 わが国労働市場における婦人の地位と賃金構造 経済学年報 15集(『戦後女子労働史論』に再録) 1962 エル
3 女のしごと女の職場 三一書房 1962 エル
4 職務給反対闘争の現状と問題点 月刊労働問題 67号 1963 エル
5 婦人賃金の問題点と課題 月刊労働問題 73号 1963 エル
6 初任給上昇と賃金体系 月刊労働問題83号 1965 エル
7 婦人のしごとと賃金 月刊総評 臨時号 1965 エル
8 年功賃金成立の内的論理について 経済学雑誌 60巻5号(『現代労働市場の理論』日本評論社に再録) 1969 エル
9 婦人労働者の賃金問題 婦人労働(現代婦人問題講座 第2巻) 亜紀書房 1969 エル
10 婦人の低賃金と今日の問題:ウーマン・パワー政策及び所得政策に関連して 月刊総評 臨時号 1971 エル
11 現代婦人労働の諸問題:雇用・賃金・母性保護を中心に 現代の婦人問題. 創元社 1972 エル
12 春闘と女の賃金 月刊総評 臨時号 1973 エル
13 個別賃金要求と賃金闘争 月刊労働問題185号 1973 エル
14 イギリス1970年男女「同等賃金法」について 経営研究 128・129・130(『婦人問題懇話会会報』21号に再録) 1974 エル
15 わが国企業内賃金構造の特質:いわゆる年功制の分析視覚をめぐって 経済学雑誌 73巻3号 1975 ドーン
16 家事労働の経済的評価 ジュリスト増刊総合特集 3(『戦後女子労働史論』に再録) 1976 エル
17 女子労働者と賃金問題 講座現代の賃金 4. 社会思想社 1977 エル
18 婦人の賃金と福祉:婦人解放の今日的課題 創元社 1977 エル
19 ILO看護婦条約の背景と意義 婦人労働とILO看護婦条約. 労働教育センター 1978 著者
20 労働力再生産の資本主義的性格と家事労働:家事労働をめぐる最近の論争によせて 経済学雑誌 81巻1号(『戦後女子労働史論』に再録) 1980 エル
21 家事労働の価値観 かんぽ資金 1987.7月号(『戦後女子労働史論』に再録) 1987 エル
22 戦後女子労働史論 有斐閣 1989 エル
23 差別の仕組み:その根源に迫る ゼミナール・女の労働. ドメス出版. 1章 1991 エル
24 働く女たちの歩み(戦前編):戦前労働運動における「婦人の特殊要求」をめぐって ゼミナール・女の労働. ドメス出版. 2章 1991 エル
25 これからの女の労働 ゼミナール・女の労働. ドメス出版. 6章 1991 エル
26 21世紀を支える女性と税:パート就労「100万円の壁」を考える 35周年記念シンポジウム報告書:21世紀を支える女性と税. 全国婦人税理士連盟(『女性論のフロンティア:平等から衡平へ』に再録) 1992 エル
27 現代家族と家事労働:歴史の流れの中で考える 平成5年度第5回三田市民大学報告書〈現代家族〉を読む. 湊川女子短期大学(『女性論のフロンティア:平等から衡平へ』に再録) 1994 エル
28 女性論のフロンティア:平等から衡平へ 創元社 1995 エル
29 男女賃金格差とコンパラブル・ワース 戦争・戦後責任と差別(花園大学人権論集;3). 法政出版 1996 著者
30 ゼミナール男女共生社会の社会保障ビジョン  ドメス出版. 第1章 1996 エル
31 賃金差別とコンパラブル・ワース ゼミナール共生・衡平・自律:21世紀の女の労働と社会システム. ドメス出版 1998 エル
32 アンペイド・ワーク(無償労働)と社会政策:新しい社会システムに向けて ゼミナール共生・衡平・自律:21世紀の女の労働と社会システム. ドメス出版 1998 エル
33 政策としてのアンペイド・ワーク(UW)論:男女で担うとはどういうことか 報告書連続講座2000年会議へ向けて:北京からニューヨークへ 2000 ドーン
34 新しい労働分析概念と社会システムの再構築:労働におけるジェンダー・アプローチの現段階 労働とジェンダー 第1章. 明石書店 2001 エル
35 家事労働論の現段階:日本における争点とその特質 経済学とジェンダー 第4章. 明石書店 2002 ドーン
36 竹中恵美子が語る労働とジェンダー ドメス出版 2004 エル
37 竹中恵美子の女性労働研究50年 ドメス出版 2009 エル

スキルアップ!情報検索:基本と実践

中島玲子, 安形輝, 宮田洋輔著

日外アソシエーツ , 紀伊國屋書店 (発売) 2017.9 192頁

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 情報検索を初めて学ぶ学生、スキルアップしたい現場の図書館員、体系的に学ぶ機会がなかった社会人のために書かれた入門書。情報検索の入門書としてだけではなく、資料論としても使える本である。

 全体は下記の3章に分かれている。

  • 第1章 情報検索 基本編(情報を検索するとは;データベースと検索の仕組み;データベースには得意分野がある ほか)
  • 第2章 情報検索 実践編(図書を探す;雑誌記事を探す;新聞記事を探す ほか)
  • 第3章 検索裏ワザ お役立ち情報編(フィールド別の検索のすすめ—より的確に調べる;やり過ぎは機会損失—検索漏れを減らす;より広く適したものを探す—論理和や上位概念の活用 ほか) 

 Amazonのカスタマーレビューでは、いずれも初心者と思しき人々から高い評価を得ている。しかし本書は「初級は卒業した」と思っている人にも読んでほしい。

 あなたは我流の検索で事足れりと思っていますか。Google検索で上位5件ぐらいを読んで満足していますか。Googleのオプション検索を使いこなしていますか。統計情報の探し方を知っていますか。

 こんな質問に、順に「はい、はい、いいえ、いいえ」と答えた人なら、絶対に読んで役立つ本だ。知っているようで知らないことや、部分を知っていても全体を知らないことはいくらでもあって、検索の世界でもそれは当てはまる。だから、第1章の基礎編が大事である。

 基礎編をざっと眺めてここは飛ばし読みでも大丈夫と判断した読者なら、第2章から読んでもいい。本書が司書課程の「情報サービス演習」のテキストやサブテキストにぴったりなのは当然だが、第2章の実践編は「図書館情報資源概論」や「特論」のサブテキストにも使える。実際、いまや図書館情報資源といえば、図書館の蔵書として所蔵されている図書や雑誌だけでは不足しており、たとえば行政情報を調べたい利用者にとっては、WEBからの情報入手は欠かせない。そんな場合には、第2章の「統計情報を探す」「公的な資料、法律、判例を探す」が大いに参考になる。

 第3章になると、検索の裏技が披露されている。検索結果から適切な検索語を見つけて再検索する(これを「フィードバック」という)とか、検索語が多すぎると機会損失になるとか、英語以外の外国語をどうやってうまくGoogle翻訳にかけるのかとか、既に実践している人もいそうだが、さまざまな技が論理的に示されているので説得力がある。

 以上、褒めるところばかりであった本書の最大の長所はその読みやすさにある。そしてもう一つ、例題がよく練られているという点。さらに、200頁に満たない本なのに巻末に索引がついているのも嬉しい。

 わたし自身がもっとも目からうろこが落ちたのは、「代行検索のポイント」と「検索評価の視点」の部分だ。これらは3章の末節に置かれていて、これは図書館でいう「レファレンスサービス」の過程で生まれる事柄である。レファレンスとは、「調べ物依頼とその回答」という意味で、利用者からの調査依頼と、図書館員による調査結果の回答の両方を指す。本書では図書館におけるレファレンスサービスだけではなく、日常生活での「代行検索」にこれを当てはめて説明しており、とてもわかりやすい。検索結果の評価については不断におこなう必要があり、その評価軸がきちんと示されているところが役に立つ。

 あとは、本書を読んでさらに深い知識を得たいと思った読者に参考図書の案内があれば、なお良かった(欲張りですみません)。(谷合佳代子)