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れいこちゃん記念文庫に資料追加

スタッフコラム 新着図書案内

 本日、6月6日は「れいこちゃん記念文庫」開設3周年にあたります。つまり、井上玲子ちゃんの4回目の「セカンド・バースデー」(ご家族は玲子ちゃんが亡くなった日を「セカンド・バースデー」と呼ぶ)です。井上玲子ちゃんが亡くなってから4年が経ちました。脳腫瘍のために11歳で亡くなった井上玲子ちゃんを偲ぶために設置したのが「れいこちゃん記念文庫」です。ささやかなコーナーをエル・ライブラリー閲覧室の中に設けていまして、4月30日に開催した「困ったときには図書館へ パート2 学校図書館編」に参加してくださった人たちの多くがこのコーナーをご覧くださいました。
 れいこちゃんのセカンド・バースデーに先立ち、昨日、井上さんのお宅にれいこちゃんに会いに行ってきました。玲子ちゃんはたくさんのお花や人形、お菓子などに囲まれて、わたしたちに満面の笑みを向けてくれていました。(下の写真はれいこちゃんの父、井上昌彦さん提供)

 その席でれいこちゃんとお父さんの井上昌彦さん(空手家図書館員)に報告したのは、「クリニクラウン」という団体の10年史のことです。れいこちゃん記念文庫は、玲子ちゃんのように難病とともに生きる子どもたちの生活を少しでも楽しく、穏やかなものにするために、そして家族を支えるために活動しているさまざまな団体の情報を収集し、発信することを目的に設置しました。文庫開設から3年、ささやかな活動を継続しています。そして今回はNPO法人クリニクラウンをご紹介します。

「クリニクラウン」とは、病院を意味する「クリニック」と道化師をさす「クラウン」を合わせた造語です。クリニクラウンは、入院生活を送る子どもの病室を定期的に訪問し、遊びや関わり(コミュニケーション)を通して、子どもたちの成長をサポートし、笑顔を育む道化師のことです。
クリニクラウンは、優れた表現者であると同時に、子どもとの接し方、子どもの心理、保健衛生や病院の規則にも精通したスペシャリストです。
活動の主役はあくまで「こども」。
病気の治療のために様々な制限の中で入院生活をしている子どもたちが、おもいきり笑い、主体的に遊ぶことのできる環境をつくること、それがクリニクラウンの役割です。(公式サイトより)

 オランダをその発祥の地とするクリニクラウンの日本協会が、このたび10周年を迎えられました。ついては、エル・ライブラリーに10年史と毎年の年次報告書を寄贈いただきました。配布用にも若干部数をいただいていますので、入手希望者は当館にお問い合わせください(lib@shaunkyo.jp までメールを)。
 難病とともに生きる子どもたちを支援するNPOの情報を発信するのがエル・ライブラリーの使命の一つです。図書館である当館ができることは情報支援という中間支援にすぎませんが、それでも、少しでも多くの人に市民活動を知ってほしいと願っています。
 れいこちゃん記念文庫への寄付は常時受け付けています。詳しくはlib@shaunkyo.jpまでお問合せください。(谷合)

 日本クリニクラウン協会のwebサイト:http://www.cliniclowns.jp/index.html
 れいこちゃんの父、井上昌彦さんのブログ:http://karatekalibrarian.blogspot.jp/

 文庫の説明はこちらをご覧ください→ http://shaunkyo.jp/reikobunko.html