配布は終了しました(2018.3.6)
『日本労働映画の百年:映像記録にみる連帯のかたちと労働者福祉・共済活動への示唆』
佐藤洋, 河西宏祐[著];井坂能行, 篠田徹 , 清水浩之[執筆協力]
全国勤労者福祉・共済振興協会発行 2017.7
第1部 労働映画についての考察 : 49p
別冊 資料編 : 95p
NPO法人働く文化ネットが2015年以来続けてきた「労働映画百選」の試みが、さらに研究を深めて、全労済協会公募委託研究調査で採用となりました。その成果が本書にまとめられています。本編と資料編からなる2冊セットの冊子は、これまでNPO働く文化ネットで取り組まれてきた「百選」と対を為すものでありますが、「百選」との重複を避けて本書ではごく一部を掲載したのみとなっています。よって、既に公開されている『日本の労働映画百選』(2016.6)と合わせて読むといっそう理解が深まるでしょう。
本書では、労働映画が狭義のものから広義のものへと移り変わる歴史を考察し、その意義を問うたものです。著者曰く、「1960年代にあかるみに出た労働映画の失敗をだきとめてなお、映画が労働にまつわる現在の状況を表現できるか否かを問いかけた研究である」。
資料編では労働映画の膨大な年次順リストが掲載されており、眺めているだけで圧倒されます。項目別の索引も付されているので、便利ですし、本編には参考文献リストもあり、お役立ちです。
エル・ライブラリーでは、2冊セットの本書を館内で無料配布中です(終了しました)。また、希望者には郵送もいたします(送料と手数料で450円)。ご希望者は住所と氏名を明記の上、450円分の切手を当館宛にお送りください。折り返し1セットを郵送いたします。
申込先:〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 エル・ライブラリー宛
日本の労働映画百選については下記を参照してください。