当館で好評販売中の熊沢誠さんの最新刊『スクリーンに息づく愛しき人びと』(耕文社, 2022.4)を元に、著者を囲む会を開きます。
熊沢さんは労働研究の泰斗としてだけでなく、大の映画ファンとしても知られています。熊沢さんが上梓された映画本で言及される映画は90作近く。そのすべてを語りつくすことはとうてい不可能ですので、今回は2系統のテーマに絞ってお話いただくこととします。映画の予告編を投影しつつ、講演で熊沢さんの映画への愛執を共有したあとは、会場のみなさんと語り合います。
★日時:2022年10月29日(土)13:30~16:30(13時開場)
★場所:エル・おおさか(大阪府立労働センター)本館5階 研修室2
★講師:熊沢誠氏
★司会:日比野敏陽氏(京都新聞記者)
★サイン会あり 当日販売/持参、両方対応します
★資料代:500円(カンパ歓迎)
★定員:50人
★参加申込:https://shaunkyo.jp/contact/ 当館「お問合せ」のページからどうぞ。お名前、メールアドレスを記載のうえ、本文には「映画の会申し込み」とお書きください。
【次第】
13:00 開場
13:30 開会
講演①兵士の帰還 戦場と市民社会
<休憩5分>
講演②ケン・ローチ 下積みの人々を掬うまなざし
15:00 講演終了
<休憩>
15:15 第2部、会場とのディスカッション
16:30 終了。サイン会(17時まで)
【講師プロフィール】
甲南大学名誉教授。三重県在住。
1938年生まれ、京都大学経済学部卒。経済学博士。
主な著作は、
『国家のなかの国家――労働党政権下の労働組合1964-70年』(1976年、日本評論社)
『新編・日本の労働者像』(1993年、ちくま学芸文庫)
『働きすぎに斃れて──過労死・過労自殺の語る労働史』(2010年、岩波書店)
『私の労働研究』(2014年、堀之内出版)
ほか多数。
◆主催:エル・ライブラリー