エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

休館日カレンダーや利用案内、地図は公式サイトをご覧ください。

感謝!500回(その2)

エル・ライブラリー(大阪労働産業資料館)の所蔵資料は①労務実務系と②アーカイブズ系の大きくふたつに分けることができ、それぞれ利用者も異なります。

労務実務系(賃金,労働条件,人事管理,労務管理、労働法,労働安全衛生,社会保障職業訓練)の資料を利用されるのは、社会保険労務士,企業人事担当者,調査会社,弁護士事務所,使用者団体関係者,労働組合関係者,労働委員会関係者,労使紛争当事者,大阪府職員などの方々です。

私はアーカイブズ系の担当だったので、労務実務系の資料およびその内容に関する知識が非常に乏しい状態でした。それが、エル・ライブラリーでは労務実務系の定期刊行物も担当することになり当初は困惑しました。

エル・ライブラリーは開館(2008.10.21)前からメールマガジンの発行を始め(第1号2008.10.16)、現在も続けております。当館ブログに掲載している雑誌記事目次をこのメルマガにもURLを掲載し、特に注目の記事の紹介もしています。

雑誌記事の内容を紹介するためには、ブログにあげている雑誌は一通り目を通さなければなりません。理解できるかどうかはさておき(今でもわからないことが多いです)、とにかく文字を追うことを何年も続けていると、労働法の変化、それに伴う実務への影響、それを踏まえての解説記事、などの流れが見えてくるようになりました。また、判例の積み重ねが労働法では大きく、個別の判例のみならず変化とトレンドも意識するようになりました。

この数年は労働関連の法律が目まぐるしく変化しています。それに対応するために、社会保険労務士や企業の人事担当者、労働組合の方たちが当館に情報を求めてこられます。研究熱心かつ実務に即した具体的な目的を持ったこれらの方々のレファレンスにお答えするという行為が私にとっては非常に大切な訓練となっています。また、利用者の方々は労働の現場や会社組織をよくご存じですので、実際の状況や現状を教えていただくのもとても勉強になります。

また、メルマガにあげた注目記事を毎回複写依頼してくださる読者もおられ、励みとさせていただいています。

というわけで、情報を発信することによってこちらもまた情報を蓄積していくことができています。遅々とした歩みですが、これからも皆さまのお力を得ながら励みたいと思います。 千本沢子(ちもとさわこ)